来月の七ヶ浜町でのミュージカル『でえぎの涙』公演に向けて、連日同町の国際村へ通っています。稽古が始まる前に、外に出てみると、外壁工事のためにすっかりシートで覆われているホールの端っこに、細い月が沈みゆくのが見えました。
月を見るたびに、自分が宇宙のなかに存在しているんだなぁ、とつくづく感じます。様々な感情が胸の中を去来します。
一方で、稽古が終わると、メンバーの男の子から、質問を受けました。先週はインドネシアについての疑問でしたが、今週は一転、太陽や宇宙についての質問を受けました。まさか小学生と理論物理学や量子力学の話に発展するとは思いもよらず(私の最も不得手な分野のひとつですが)冷や汗(笑)、まったくもって私もいろんなことを勉強し続けなくてはと気づかされます。
毎週私に質問をもってきてくれる彼は、いつかエジソンみたいになるかもしれません。
ミュージカルづくりの指導では、ダンスや歌、お芝居のみにあらず、メンバー、特に子どもたちとの「対話」もその楽しみの一つであります。
冒頭で来月と書きましたが、明日から来月、霜月ですね。
令和元年も残り2か月かぁ。月の巡りは本当に早いものです。
2019年10月29日火曜日
2019年10月23日水曜日
2019年10月16日水曜日
台風
この度の台風19号により被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
昨日、宮城県内の被災地に所用で出かけました。
想像以上の現状です。マスコミのカメラの入らないようなところでは、なかなか支援の手が届かず、私たちが体験したあの3.11直後と少し似た状況が発生しています。
水が欲しい、食料がない、片付けの人手がない、など8年半前を思い出すような光景です。どうか皆さんのものとに、必要なものが必要なだけ、迅速に供給されますように。
高齢化社会が進む中、このところ連発する自然災害は、お年寄りに大きなダメージがあるように感じています。一日も早い状況の改善を願っています。
私たちもできることを、できるところから。
昨日、宮城県内の被災地に所用で出かけました。
想像以上の現状です。マスコミのカメラの入らないようなところでは、なかなか支援の手が届かず、私たちが体験したあの3.11直後と少し似た状況が発生しています。
水が欲しい、食料がない、片付けの人手がない、など8年半前を思い出すような光景です。どうか皆さんのものとに、必要なものが必要なだけ、迅速に供給されますように。
高齢化社会が進む中、このところ連発する自然災害は、お年寄りに大きなダメージがあるように感じています。一日も早い状況の改善を願っています。
私たちもできることを、できるところから。
2019年10月7日月曜日
今年の七ヶ浜ミュージカルは
2002年から毎年七ヶ浜町で開催してるミュージカル公演。
今年は新作ミュージカル『でえぎの涙』です。
今年は新作ミュージカル『でえぎの涙』です。
【おはなし】
むかしむかし、この村の丘のほう、ルイルイ沼のほとりに、大きな、それは大きな一本の木がありました。その木は、ルイルイ森の精や、カッパ、木霊(こだま)たちと一緒に生きていました。
そんな風景を、友子と弟の大介は、お家でお留守番の最中に、ふっとお昼寝してしまった夢の中で見たのでしょうか? 気が付くと、カッパの「サラ」に導かれた二人はルイルイ沼を目指していました。たどり着いたルイルイ沼で、木霊たちが二人に話し始めます。
どれぐらい昔かわからないほど遠い昔から根付いているその大木のことを、村人たちは、でっかい木だから「でえぎ」と呼んで大事にしていました。しかしあまりに大きなでえぎから伸びた枝は、時折村人たちの家にまでかかるほどになりました。
そこで、村人たちは相談して、あぶないからと、でえぎを切り倒すことにしたのでした。神主さんに頼んでお祓いをして、長老は優秀な木挽(こびき)を集めて、切り倒そうとしたその瞬間。地の底からすすり泣くような声、そして倒れたかと思うと、あたり一面が一瞬にして真っ赤に染まったのでありました…。
七ヶ浜に伝わる民話にヒントを得て梶賀千鶴子が書き下ろした新作ミュージカル。現在は「大木囲貝塚(だいぎかこいかいづか)」として縄文時代の風景をのこす、いにしえの七ヶ浜に想いを馳せて、七ヶ浜国際村生まれのファンタスティックで躍動感にあふれる舞台をお楽しみください。
2019年10月2日水曜日
引率
ちょっとピンボケ写真ですが、先週末に仙台市の市民ひろばで開催されたイベントでのワンシーン。
SSCのおねいさんたちの息の合ったジャンプ!
会場にいらした大勢のお客さまから盛んな拍手をいただきました。
実はSCSミュージカル研究所のメンバーがお招きにあずかり、SCSミュージカル公演初日の劇場を抜け出して、30分間のアトラクションを担当させていただきました。その時の写真です。
さて、私はといえば、子どもたちと一緒に劇場のある仙台市地下鉄五橋駅から勾当台公園駅までの往復。久しぶりの引率役で、ちょっとした非日常。
なかなか楽しい時間でした。
ふと思い出しました。SCSを創ったころの1990年代には、当時の稽古場から近所の愛宕神社、向山あたりまで「春を探しに行こう」という名目で、みんなで散歩したこともあったなぁ、と。
今は大所帯となって、ご覧の通りエスカレーターも上から下まで…。
大勢での移動は簡単ではありませんが、たまに稽古場や劇場を飛び出してみるのもいいものですね。みんなとても良い表情をしています。
今月は、スタッフが「SCS大芋煮会」なるものも計画してくれているようです。
こちらも、秋空のもと、楽しい時間となりますように。
SSCのおねいさんたちの息の合ったジャンプ!
会場にいらした大勢のお客さまから盛んな拍手をいただきました。
実はSCSミュージカル研究所のメンバーがお招きにあずかり、SCSミュージカル公演初日の劇場を抜け出して、30分間のアトラクションを担当させていただきました。その時の写真です。
さて、私はといえば、子どもたちと一緒に劇場のある仙台市地下鉄五橋駅から勾当台公園駅までの往復。久しぶりの引率役で、ちょっとした非日常。
なかなか楽しい時間でした。
ふと思い出しました。SCSを創ったころの1990年代には、当時の稽古場から近所の愛宕神社、向山あたりまで「春を探しに行こう」という名目で、みんなで散歩したこともあったなぁ、と。
今は大所帯となって、ご覧の通りエスカレーターも上から下まで…。
大勢での移動は簡単ではありませんが、たまに稽古場や劇場を飛び出してみるのもいいものですね。みんなとても良い表情をしています。
今月は、スタッフが「SCS大芋煮会」なるものも計画してくれているようです。
こちらも、秋空のもと、楽しい時間となりますように。