幸運なことに劇団四季のミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』全国公演千穐楽(名取市文化会館)の舞台を拝見することができました。
この作品の1973年初演時は、現SCSミュージカル研究所主宰の梶賀千鶴子さんは劇団四季の文芸部に所属し、訳詞から振付に至るまで日本語版をつくる多くの過程に関わっていたそうです。
因みに当時の日本語版スタッフは、浅利慶太さん(日本版演出)、岩谷時子さん(訳詞)、金森馨さん(美術)、沢田祐二さん(照明)、山田卓さん(振付) という錚々たるメンバー。
鹿賀丈史さんや市村正親さんなどオリジナル出演キャストはもちろんのこと、客席で鑑賞させていただきながら、このポスターのキャッチコピーにもあるようにまさに劇団四季ミュージカルの原点ともよべる状況が生まれていたのだなぁと、つくづく感じ入りました。
作曲はサー・アンドリュー・ロイド・ウェーバー。70年代初頭言うと、不肖ヒロセ純、小学校から中学に上がるころ。私はガキの分際でありながら小学6年の頃には、いわゆるブリティッシュロックやプログレッシブロックに興味を持ち始めていました。当時は将来ミュージカルの舞台に手を染めることになるとは夢実だにせず。
70年代の音楽は私の活動原点でもあるかもしれません。
そんなことも思いつつ、何度目かの『ジーザス・クライスト=スーパースター』の舞台を堪能。幕が下りると自然にスタンディングオベーションに加わっている自分がいたのでした。
やっぱ、変拍子は難しいけどかっこいい。
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