SCSミュージカル研究所を運営している有限会社純クリエイションは、今月が決算月。
ゆえに会社としては今日が大晦日といっても良い日であります。
ここにきて事務処理などもようやく落ち着きました。
それにしても、忙しい時に限って本などが読みたくなるもので…
しかし、たまった業務でなかなか、机の向こう側に積み上げてある未読本の山までたどり着けずにおりました。来年度のネタもたくさん含んだ本たちです。
しかし、いざ時間に余裕ができると、今度は別なことがしたくなる天邪鬼。
来年度もやりたいことが抱えきれないほどにございます。
キーワードは「鬼」。
今年度も、本当にたくさんの方々にお世話になりました。
ありがとうございます。
来年度も引き続きどうかよろしくお付き合いくださいますよう。
お願い申し上げます。
それでは、3月が区切りとなる、公務員はじめ各社のみなさま。
どうぞ良いお年をお迎えください。
2015年3月31日火曜日
2015年3月30日月曜日
「パレードしようよ!」
春の明るい日差しに
子どもたちの笑顔が似合います
来月のSCSミュージカル研究所は
そんな作品を上演いたします
みなさまのお越しを出演者、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
(チラシはクリックで拡大できます)
チケットのお問い合わせは
SCSミュージカル研究所
022-224-7051までお気軽にどうぞ
子どもたちの笑顔が似合います
来月のSCSミュージカル研究所は
そんな作品を上演いたします
みなさまのお越しを出演者、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
(チラシはクリックで拡大できます)
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SCSミュージカル研究所
022-224-7051までお気軽にどうぞ
2015年3月28日土曜日
尾行
仙台の桜はもうすぐ咲きそうです。
東北大学片平キャンパスの桜はこんな感じ。
実は、この写真の撮影に至るまでにはちょっとしたストーリーがありました。
年度末の様々な雑事で事務所にこもりっきりだったので、ちょっとでも運動を!という思いもあり、ふらっと散歩に出ました。
いい天気だなぁ、しかし、桜の蕾がうまく撮れそうなポイントはないものかなぁ、と案じていたところ、目の前を一匹の猫が通り過ぎました。
若い猫ではなさそうです。
少し、距離を縮めてよく見ると、ちょっとグリザベラ(ミュージカル・キャッツに出てくるキャラクター)を想起させるような毛並み。
何となく「ついてきな」と言われた気がして、そのグリザベラの後を追うことにしました。
文字通り「尾行」です。
しばらくすると彼女はエアコンの台の下にもぐり休憩に入りました。
少し私を警戒しているようですが、私が静かに話し始めたのをじっと聞いています。
少しづつ、私への警戒心を解いているようでした。
よかった。話をわかってくれて。
どうやら、この辺りを縄張りにしているようです。
「この冬は去年ほどじゃなかったけど、結構雪が降って、食べ物を探すのが大変だったよ」
と言っているような気がしました。
「ここのコンクリートの上、茶色い錆があるでしょ。これを舐めて、ちょっとした鉄分と塩分の補給をするのよ」
などと、地元猫ならではの特産品解説も。
「あ~それにしても今日のような天気の日は気持ちがいいわ。ひなたぼっこは、にゃん族世界共通のレジャーなんだよ」
「ところで、桜の蕾の写真撮りたいんなら、いい場所教えてあげるわよ」
「こっちにきて、この角を曲がるわよ」
「こっちよ」
なんと、ここは友人K氏が居ると思われる研究室の近くじゃないですか。
そうか、K氏にはしばらくご無沙汰していました。
彼女は何か彼に連絡をとれとでも言っているのでしょうか。
再会の約束がうっちゃったままになっていたことを思い出しました。
そして、次の瞬間、角を曲がったところで、彼女を見失いました。
尾行はそこで終了。
しかし、その建物の向こう側に回ると、
いつも散歩で歩く道が広がっているではありませんか。
なんと、そこにある桜の木々は、やさしげなふくらみを湛えた蕾を持っていました。
それが、冒頭の写真です。
灯台下暗し。
あのグリザベラのような猫は、そんなことを教えたかったのかもしれませんね。
不思議な猫でありました。
私も猫目線になって、ふと足もとに目をやると、小指の爪の先ほどの小さな、それでいて誇らしげな紫色の花が、春の空に向かって背伸びをしていたのでした。
目線を変えたり、視点を変えたりすると、いたるところに「発見」は無限にあるものなのですね、グリザベラさん。
東北大学片平キャンパスの桜はこんな感じ。
実は、この写真の撮影に至るまでにはちょっとしたストーリーがありました。
年度末の様々な雑事で事務所にこもりっきりだったので、ちょっとでも運動を!という思いもあり、ふらっと散歩に出ました。
いい天気だなぁ、しかし、桜の蕾がうまく撮れそうなポイントはないものかなぁ、と案じていたところ、目の前を一匹の猫が通り過ぎました。
若い猫ではなさそうです。
少し、距離を縮めてよく見ると、ちょっとグリザベラ(ミュージカル・キャッツに出てくるキャラクター)を想起させるような毛並み。
何となく「ついてきな」と言われた気がして、そのグリザベラの後を追うことにしました。
文字通り「尾行」です。
しばらくすると彼女はエアコンの台の下にもぐり休憩に入りました。
少し私を警戒しているようですが、私が静かに話し始めたのをじっと聞いています。
少しづつ、私への警戒心を解いているようでした。
よかった。話をわかってくれて。
どうやら、この辺りを縄張りにしているようです。
「この冬は去年ほどじゃなかったけど、結構雪が降って、食べ物を探すのが大変だったよ」
と言っているような気がしました。
「ここのコンクリートの上、茶色い錆があるでしょ。これを舐めて、ちょっとした鉄分と塩分の補給をするのよ」
などと、地元猫ならではの特産品解説も。
「あ~それにしても今日のような天気の日は気持ちがいいわ。ひなたぼっこは、にゃん族世界共通のレジャーなんだよ」
「ところで、桜の蕾の写真撮りたいんなら、いい場所教えてあげるわよ」
「こっちにきて、この角を曲がるわよ」
「こっちよ」
なんと、ここは友人K氏が居ると思われる研究室の近くじゃないですか。
そうか、K氏にはしばらくご無沙汰していました。
彼女は何か彼に連絡をとれとでも言っているのでしょうか。
再会の約束がうっちゃったままになっていたことを思い出しました。
そして、次の瞬間、角を曲がったところで、彼女を見失いました。
尾行はそこで終了。
しかし、その建物の向こう側に回ると、
いつも散歩で歩く道が広がっているではありませんか。
なんと、そこにある桜の木々は、やさしげなふくらみを湛えた蕾を持っていました。
それが、冒頭の写真です。
灯台下暗し。
あのグリザベラのような猫は、そんなことを教えたかったのかもしれませんね。
不思議な猫でありました。
私も猫目線になって、ふと足もとに目をやると、小指の爪の先ほどの小さな、それでいて誇らしげな紫色の花が、春の空に向かって背伸びをしていたのでした。
目線を変えたり、視点を変えたりすると、いたるところに「発見」は無限にあるものなのですね、グリザベラさん。
2015年3月27日金曜日
年度末成果発表会
昨夜は七ヶ浜国際村にて、小さな発表会がありました。
私たちSCSミュージカル研究所メンバーは宮城県七ヶ浜町にかれこれ14年以上前から通い続けています。そして「七ヶ浜国際村パーフォーマンス・カンパニー」と称する、ミュージカルグループの「NaNa5931(ななごーきゅーさんいち)」と、パーカッション・グループの「Groove7(ぐるーぶせぶん)」の2つのグループの公演制作・指導を担当させていただいております。
さて、この2つのグループによる「年度末発表」。年に一度の本公演とは別に、メンバーご家族や関係者をご招待して、年度や学年が変わる節目に、国際村ホールでのパフォーマンスをご覧いただくもの。もう恒例となりつつあります。
メンバーご家族の方々にも、お稽古の雰囲気、成果を楽しんでもらおうという趣向です。
昨夜は、NaNa5931を担当していた町職員のSさんが人事異動となったこともあり、舞台で最後のパフォーマンスに特別参加してくださいました。彼は震災以降、時折子どもたちと一緒に各地の公演に参加してくださっていたこともあり、みんなの人気者です。
写真右側がSさんですが、この画像からも、子どもたちと馴染んでいる様子がうかがえるかと思います。
Sさんのおかげで、町や、役場と子どもたちの距離がぐんと狭まったように感じています。
Sさん本当にお世話になりました。
花束贈呈のあと、メンバーひとりひとりに声がけされる姿が、印象l的でした。涙がきらりと光るかたも何人か…。
一方、パーカッショングループのGroove7では、東京の大学進学や、医師の国家試験に向けて一時的にグループを離れるメンバーもあり、こちらも、一区切りとなるステージが繰り広げられました。
それぞれの想いを胸に、メンバーたちは離れてゆきますが、ここ七ヶ浜を、国際村を、とても愛して下さっていることがひしひしと伝わってくる素敵な時間でありました。
子どもたちを大切にして下さる七ヶ浜町。町の皆さんのあったかい気持ちをうけて、みんな幸せそうに見えました。
私たちSCSミュージカル研究所メンバーは宮城県七ヶ浜町にかれこれ14年以上前から通い続けています。そして「七ヶ浜国際村パーフォーマンス・カンパニー」と称する、ミュージカルグループの「NaNa5931(ななごーきゅーさんいち)」と、パーカッション・グループの「Groove7(ぐるーぶせぶん)」の2つのグループの公演制作・指導を担当させていただいております。
さて、この2つのグループによる「年度末発表」。年に一度の本公演とは別に、メンバーご家族や関係者をご招待して、年度や学年が変わる節目に、国際村ホールでのパフォーマンスをご覧いただくもの。もう恒例となりつつあります。
メンバーご家族の方々にも、お稽古の雰囲気、成果を楽しんでもらおうという趣向です。
昨夜は、NaNa5931を担当していた町職員のSさんが人事異動となったこともあり、舞台で最後のパフォーマンスに特別参加してくださいました。彼は震災以降、時折子どもたちと一緒に各地の公演に参加してくださっていたこともあり、みんなの人気者です。
写真右側がSさんですが、この画像からも、子どもたちと馴染んでいる様子がうかがえるかと思います。
Sさんのおかげで、町や、役場と子どもたちの距離がぐんと狭まったように感じています。
Sさん本当にお世話になりました。
花束贈呈のあと、メンバーひとりひとりに声がけされる姿が、印象l的でした。涙がきらりと光るかたも何人か…。
一方、パーカッショングループのGroove7では、東京の大学進学や、医師の国家試験に向けて一時的にグループを離れるメンバーもあり、こちらも、一区切りとなるステージが繰り広げられました。
それぞれの想いを胸に、メンバーたちは離れてゆきますが、ここ七ヶ浜を、国際村を、とても愛して下さっていることがひしひしと伝わってくる素敵な時間でありました。
子どもたちを大切にして下さる七ヶ浜町。町の皆さんのあったかい気持ちをうけて、みんな幸せそうに見えました。
2015年3月26日木曜日
コーヒー牛乳
しょうもない話で恐縮だが、コーヒー牛乳が好きである。
なかでも特に好きなのが、よく銭湯や駅の売店などで売っていたあれ。つまり千枚通しのようなもので、コーヒー牛乳の瓶をふさいでいる紙のふたをパカっと開けるやつ。しかし、この頃その姿を見かけることはなくなってしまった。
写真は先月末りんご温泉(@山形県朝日町)で飲んだコーヒー牛乳。これは、ふたがプラスティック製である。いまや、このスタイルが主流。
容器がガラス瓶であるものも、いつの頃からかほとんど見かけることはなくなっている。
ところが、今週、同じコーヒー牛乳探偵団の一員から一報が入った。
「山梨の秋山温泉にて発見、試飲!」とのこと。
感動的な写メが送られてきたのだ。
をぉおお!年度末の忙しさから気分が解放されるような写真。
味のほうは、どうやら我々が昔飲んでいたコーヒー牛乳とは少し違うようだというレポート。
次の我々のミッションは、昔のコーヒー牛乳の味を探すこと、であろうか…しょうもない探求心はつのるばかりだ。
とにかく、持つべきものは友である。
なかでも特に好きなのが、よく銭湯や駅の売店などで売っていたあれ。つまり千枚通しのようなもので、コーヒー牛乳の瓶をふさいでいる紙のふたをパカっと開けるやつ。しかし、この頃その姿を見かけることはなくなってしまった。
写真は先月末りんご温泉(@山形県朝日町)で飲んだコーヒー牛乳。これは、ふたがプラスティック製である。いまや、このスタイルが主流。
容器がガラス瓶であるものも、いつの頃からかほとんど見かけることはなくなっている。
ところが、今週、同じコーヒー牛乳探偵団の一員から一報が入った。
「山梨の秋山温泉にて発見、試飲!」とのこと。
感動的な写メが送られてきたのだ。
をぉおお!年度末の忙しさから気分が解放されるような写真。
味のほうは、どうやら我々が昔飲んでいたコーヒー牛乳とは少し違うようだというレポート。
次の我々のミッションは、昔のコーヒー牛乳の味を探すこと、であろうか…しょうもない探求心はつのるばかりだ。
とにかく、持つべきものは友である。
2015年3月25日水曜日
ハロー・グッバイ
宇宙の時間は絶え間なく進み続け
地球はまわり
私たちの住む街にもまた春は訪れて
季節はめぐってゆきます
一緒にミュージカル「常長の祈り」の舞台をつくってきた友人が
西班牙へ戻るということで
事務所に挨拶に来られました
居合わせたメンバーで
別れを惜しみ
記念撮影
SCS事務所は連日
進学や転勤などに伴って
ハロー・グッバイが繰り返されます
本日は彼のほかにも2名
春は
私たちの胸の奥を
ちょっぴりせつなく
ちょっぴり明るい
複雑な想いが交錯していく
そんな時間でもあります
地球はまわり
私たちの住む街にもまた春は訪れて
季節はめぐってゆきます
一緒にミュージカル「常長の祈り」の舞台をつくってきた友人が
西班牙へ戻るということで
事務所に挨拶に来られました
居合わせたメンバーで
別れを惜しみ
記念撮影
SCS事務所は連日
進学や転勤などに伴って
ハロー・グッバイが繰り返されます
本日は彼のほかにも2名
春は
私たちの胸の奥を
ちょっぴりせつなく
ちょっぴり明るい
複雑な想いが交錯していく
そんな時間でもあります
2015年3月24日火曜日
secret life of plants
「五たびの春」千穐楽翌日の昨日。
月例会計監査の為の事務処理をしていると、外は突然の吹雪。
「ひゃー、さぶいよ~」
「あら、お部屋の中は春なんですけどね、お外は大変ね」
しかし数十分後には見事な青空!
「でも、お外にいると、こんな青い空を眺められるよ、そして、お空を眺めて風の温度を感じながら、身体中に力がみなぎってきているのがわかるんだ」
Stevie Wonder 'secret life of plants'
月例会計監査の為の事務処理をしていると、外は突然の吹雪。
「ひゃー、さぶいよ~」
「あら、お部屋の中は春なんですけどね、お外は大変ね」
しかし数十分後には見事な青空!
「でも、お外にいると、こんな青い空を眺められるよ、そして、お空を眺めて風の温度を感じながら、身体中に力がみなぎってきているのがわかるんだ」
Stevie Wonder 'secret life of plants'
2015年3月22日日曜日
舞台写真(3)お陰さまで無事に春公演終了しました!
年度末、そしてお彼岸の忙しい時期にもかかわらず、沢山のお客のご来場に恵まれて先ほどSCSミュージカル研究所春公演「五たびの春」、無事に終了いたしました。
ご来場くださいましたお客さま、本当にありがとうございます。
引き続きゲネプロの写真を掲載いたします。
劇場での感動、興奮(笑)を、写真でもお楽しみください!
さて、SCSミュージカル研究所、次回の舞台は…
SCS「キッズクラス発表会」+「応援隊ソング&ダンスショー」
オリジナルミュージカル
「パレードしようよ!」
4月18日(土) 15:00 18:00
19(日) 12:00 15:00
@エルパーク仙台スタジオホール
作・演出・振付:梶賀千鶴子
プロデュース:廣瀬 純
出演:SCSキッズクラス、プライマリー・マスターコース応援隊
来月も引き続きSCSミュージカルでお楽しみください!
お問い合わせはSCS事務局まで。
上記写真の無断転載使用はご遠慮ください。(C)2015 SCS Musical Theatre Company
ご来場くださいましたお客さま、本当にありがとうございます。
引き続きゲネプロの写真を掲載いたします。
劇場での感動、興奮(笑)を、写真でもお楽しみください!
さて、SCSミュージカル研究所、次回の舞台は…
SCS「キッズクラス発表会」+「応援隊ソング&ダンスショー」
オリジナルミュージカル
「パレードしようよ!」
4月18日(土) 15:00 18:00
19(日) 12:00 15:00
@エルパーク仙台スタジオホール
作・演出・振付:梶賀千鶴子
プロデュース:廣瀬 純
出演:SCSキッズクラス、プライマリー・マスターコース応援隊
来月も引き続きSCSミュージカルでお楽しみください!
お問い合わせはSCS事務局まで。
上記写真の無断転載使用はご遠慮ください。(C)2015 SCS Musical Theatre Company
舞台写真(2)ゲネプロより
舞台の用語で最終リハーサル、本番直線の通し総合稽古を「ゲネプロ」と呼ぶことがあります。主にオペラやバレエ、ミュージカルなどの舞台で使われ、ドイツ語のGeneralprobe(ゲネラルプローベ)を日本式に略した言葉です。
前回記事にてお約束いたしました舞台写真(撮影:ヒロセ純) です。 素人ゆえ多少ピンボケだったりするところもありますが予めご了承のうえお楽しみください。
上記写真の無断転載使用はご遠慮ください(C)2015 SCS Musical Theatre Company
前回記事にてお約束いたしました舞台写真(撮影:ヒロセ純) です。 素人ゆえ多少ピンボケだったりするところもありますが予めご了承のうえお楽しみください。
上記写真の無断転載使用はご遠慮ください(C)2015 SCS Musical Theatre Company
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