SCSミュージカル研究所が受託指導を行っている2グループ。創意工夫をこなしながら、今週は身体を動かすことが中心のメニューです。
「間隔」のNaNa5931(宮城県七ヶ浜町)
「遠隔」の伝国座(山形県米沢市)
スクリーンの向こうのSCSお稽古場とつなっがって、レッスンが進行していきます。
SCSミュージカル研究所が受託指導を行っている2グループ。創意工夫をこなしながら、今週は身体を動かすことが中心のメニューです。
「間隔」のNaNa5931(宮城県七ヶ浜町)
「遠隔」の伝国座(山形県米沢市)
スクリーンの向こうのSCSお稽古場とつなっがって、レッスンが進行していきます。
山すそのカフェで、ランチが運ばれてくるまでの間、窓の外の色と音を楽しむ。
トンボがじっと草の先にとまっている。蝉の合唱はまだ元気が良いけれど、その調べはあきらかに夏の終わりのトーンだ。 時折小鳥や蝶が眼前を去来する。
窓枠で切り取られた景色を見ているだけでも、なんてこの世は生命に溢れているのだろう、と思う。この世は生命の大河だ。
「行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。」と鴨長明さんはおっしゃった。
季節は同じように移っても、去年の自分、5年前、10年前の自分とも違う別人が今外を眺めているのである。我が体内の細胞たちも一年で大体入れ替わるらしい。つまり、今日の自分が一番新しい。
コロナ禍でどうしても室内にこもりがちだが、短い時間でも自然と向き合い、そしてお稽古場に身を置き子どもたちと向き合う。
次の一手、道標はその繰り返しから見えてくるに違いない。
先日、愛車の夏タイヤを新調した。
今まで履いていたタイヤはだいぶ溝が減ってきていたので、交換して安心した。タイヤ性能が上がっていて走行ノイズも軽減されたようだ。
タイヤを眺めていたら何かのCMだったか、タイヤの接地面積はハガキ1枚分と言っていたのを思い出した。
もちろんその大きさや幅の広さによって違いがあるだろうが、車の道路に対する占有面積に比べればはるかに小さいことは間違いない。
毎日運転する車。そんなわずかな面積に、命がかかっているなんてこと普段は認識していない。
車に限らず、生きることが死と隣り合わせであることを、僕たちは普段感じていないものだ。
今週、中学時代はほぼ毎日一緒に登校し、高校も同じ学校に通った地元の友人が急逝した。事故ではなく病気でとのことだが、文字通り、急に逝ってしまった。彼とは家も近くとても仲が良かった。僕よりも遥かに健康そうな人だった。茶目っ気たっぷりで心の芯から優しいやつだった。
僕はまだ信じられず、ショックから立ち上がれない。コロナのせいで、駆けつけられない歯痒さが悲しみを倍増させる。
今日は仙台でもだいぶ気温が上昇して暑くなった。
しかし青空に浮かぶ雲のかたちに少し秋が混じっている。一瞬空にI君の優しい笑顔が浮かんだ気がした。
I 君を連れて今年の夏が逝く。
頭を整理したり、アイディアを練ったりするのに散歩の効用は高いといわれる。
立秋前日の昨日。『梵天丸』にも登場した不動明王像が特別展示されているというので、客人を伴って瑞巌寺へ出かけた。
ついでに乗った遊覧船。
何年ぶりだろう。前回乗ったのはカモメが船を追いかけている時代だから、だいぶ前のことだ。実は泳げない私にとっ海は恐怖の対象である。しかしながら制限の多い夏ながら少しは夏らしいことをしてみたいと思っていたので、良い機会を得た。
船上においてもマスクを常時着用との指示が出ていたが、海風は心地よかった。
還暦の夏、自撮りで記録(笑)