塩竃には何度も足を運んでいるが、夕暮れ時に本町辺りを歩いたのは初めてである。いつもの行動範囲は本塩釜駅前か尾島町あたりで、つまりそこには美味しいラーメン屋さんやホルモン焼きのお店、コージーなバーなど、いわゆる私にとって「行きつけのお店」となっているところがあり、それらのお店に行きたいがために、仙石線に揺られて仙台からやってくる私、というわけである。
けれども昨日は、別件(歓送迎会)もあり、いつもとはちがう冒頭の通りを歩いて目的地へと向かった。
この通りの向こうには、鹽竈(しおがま)神社。東北鎮護・陸奥国一之宮の神社である。実はそこに咲く有名な「塩竃桜」をまだ見たことがない。
いつの日か見てみたいなと思いながら卯月の空を見上げると、青い色と夕焼け、そして風には小雪の混じる不思議な夕暮れ時となっていた。
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