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2025年11月30日日曜日

ぶんぶん姫シリーズ31年目!

明日から師走。街はもうクリスマスの装いですね。クリスチャンでもないのにいわゆる便乗で、売り手も買い手もいろんなクリスマス商戦でにぎやかになる季節。一方で、ハロウィンとクリスマスの間を埋める作戦でしょうか、先週あたりはブラックフライデーとかでネット商戦も盛り上がっていたり。経済活動が活発化するのはよいことですね。

さて、我がSCSミュージカル研究所もクリスマスにちなんだ公演を行います。


 ブログの記事が30年前ぐらいの話題が続きました。しかしこのミュージカル「ぶんぶん姫」シリーズは過去の話ではなく、現在進行形。

いつのまにか31年間毎年出演し続けているのは私ひとりになりました。もう出演者のほとんどは、このシリーズの初演時には生まれていなかった方々。中には出演者の親御さんすらももまだ生まれていないとか生まれたばかりとか(笑)少しづつ世代交代しながら進化し続けるミュージカルコメディです。

会場では作品に登場するおなじみキャラクターのグッツも販売されます。また、今年はぶんぶんキャラクターズLINEスタンプも発売されて好評のようです!

「白の王さま」は、劇場でみなさまのお越しをお待ちしております!

2025年10月30日木曜日

32年前のトロントにて

目下、TVでもネットでも海外のスポーツニュースは野球のMLBワールドシリーズでのドジャースとブルージェイズの話題で持ちきりである。この原稿を書いている時点で両者2勝2敗。

さて、ブルージェイズは32年ぶりのリーグ優勝でのワールドシリーズ進出とのこと。私はまったく野球に詳しくないのであるが、ブルージェイズという名を聞いて思い出した。32年前の1993年秋、私はトロントに居た。

なぜなら、我がSCSミュージカル研究所の代表作のひとつにもなった『TAROH』というミュージカルをトロントで上演したのである。公演会場のジョン・バセット劇場(1,330席)は試合が行われる球場のすぐとなりにあった。
そして、下記当時の現地新聞の日本語版記事の中にもみられるように、上演日はトロントで開催されるワールドシリーズの第二試合と重なった。トロント市民の熱狂は街なかでも感じられるほどであった。「もう、みんなブルージェイズの試合観るのにTVの前から離れないだろうなぁ、日本から来たアマチュアのミュージカルなんて観に来る人はいないかも(笑)」などと、不安とも現実ともとれる言葉を現地スタッフと話しながら当日を迎えたことを覚えている。


結果、当日は満席にはならなかったものの、以下の写真のようにたくさんのお客さまに恵まれて、終演時にはスタンディング・オベーションをいただくほど盛り上がった。

我々にとって初の海外公演であったが、多くの皆さまのお力添えをいただき、大成功と言って良いと思う。大小様々なトラブルや困難を乗り越えての上演は、個人的にその後の舞台プロデュースや上演活動に大いに役立つ経験であった。

翻って2025年のワールドシリーズ。
32年前そんなこともあってか、うちのスタッフには、ゆかりのあるブルージェイズをひそかに応援している者もいるようだ。ひそかにというのは、相手のドジャースには、ご存じお隣の岩手県出身の大谷選手と佐々木選手がいる。周囲はその2人の活躍に連日一喜一憂して大盛り上がりだからである。
勝利の女神がどちらに微笑むのか、野球オンチの私には予想もつかないが、大谷選手と佐々木選手の活躍は我々東北人に、明るい話題と勇気を与えてくれていることは間違いない。


仙台での壮行会(中央で歌う筆者)

トロントでの移動中
(左から、照明の石川紀子さん、作・演出・振付の梶賀千鶴子さん、音楽と音響の幹アトムさん、筆者、随行ジャーナリストのブラッドリー・コックスさん)

トロントの街角で
(左は音楽家の榊原光裕さん、その隣は舞台進行担当でSCS創立メンバーの松沢幸男さん)

出演メンバーのスナップ1

出演メンバーのスナップ2

当日会場の様子

当日会場リハーサルにて
中央がSCS創設メンバーでTAROH役の藤田和正さん

2025年8月24日日曜日

35年

  ちょっとブログの更新ペースが緩慢になっておりますが、FacebookInstagramXのほうでは、SCSミュージカル研究所の情報とともにちょこちょこ発信しております。

 さて、今年はSCSミュージカル研究所をつくって35年目になりました。先月仙台市内にある日立システムズホールにて、その記念公演として『KAI』(作・演出・振付=梶賀千鶴子、音楽=ヒロセ純)という新作ミュージカルを上演しました。

 おかげさまで、満席となる回も出るなど、2日間でおよそ1,400名のお客さまにおいでいただきました。SCS出身の俳優、渡辺寿宏さん、高橋卓士さん、蓮つかささんなどの賛助出演も得て、大変盛況のうちに無事に最後まで上演することができました。

 ロビーにはたくさんのお花がならび、全国あちこちからのお客さまにお祝いをいただき、研究所一同、たいへん嬉しく、かつ今後もそのご声援や応援にお応えできるようがんばっていかなければと身の引き締まる思いでした。

 まだ1か月もたっておりませんが、公演終了の翌日からは来月の舞踊劇とダンスショーへ向けての準備に入り、スタッフ、出演者一同、この暑さにまけじと今日もお稽古場で汗を流しています。

 わたしたちの活動の継続の源はみなさまのご声援です。引き続き精進して参ります。どうぞ変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます!

(写真=記念公演の様子、スタッフ席より筆者撮影)

2024年3月12日火曜日

昨日は、2時46分にSCSミュージカル研究所のお稽古場で、有志の研究生たちと黙とうを捧げました。

一昨日は、宮城県七ヶ浜町にある七ヶ浜国際村ホールでSCS心の復興ミュージカル『忘れたい忘れない』を上演しました。ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。

(ちょっとネタバレですが)作品中、演出でホリゾント幕を開けお客さまに七ヶ浜の海を見ていただきました。

何度も泣けた、という感想を多くのお客さまに頂戴しました。



涙は、心を癒すお薬です。


2023年4月16日日曜日

連続サプライズ

 誕生日というものは毎年誰にでも訪れるものでありますが、何度も誕生日を重ねていくうち、子どもの頃のように待ちどおしい日ではなくなってくるような気がしています。

 その証拠に、翌日が自分の誕生日だということをすっかり忘れていた木曜日、七ヶ浜町のお稽古場で稽古終わりの挨拶を終えて帰ろうとしたときに、NaNa5931の子どもたちの中から突然♪Happy birthday to you~という歌声があがって、サプライズ祝福を受けました。



 今年の本当の誕生日は、朝から晩まで普段通りの仕事をして過ぎていきましたが、その翌日、仙台の事務所で音楽の作業を続けていると「じゅんさん、もう子どもたちが帰るのでちょっと下のお稽古場に降りてきてください」とスタッフからの電話。地下の稽古場に降りて入り口のドアを開けると、そこで、またまたサプライズ祝福を受けました。



 ほんとうに「有難い」とはこのことで、祝ってくれたみんなに何度お礼を言っても足りないぐらい嬉しい気持ちになりました。可愛いこの子たちのためにも、一緒に過ごす楽しい時間と面白い作品創りに頑張らければ、と意を強くしました。

 人生の残り時間というものは誰にも分らないものですが、とにかく健康で過ごせるように、そして一日でも多く舞台づくりや音楽づくりの仕事を継続できるように。日々精進していかなければと感じた今週の連続サプライズでした。

 あらためて、みんなほんとうにありがとう!

2023年3月26日日曜日

クルミ割りカラス

  この時期になると、仙台市内の比較的大きな街路樹の上の方でカラスが枝を集めて巣作りをしているのを見かけることがあります。このあと街路樹たちには柔らかな緑色が宿り新緑の季節を迎えます。季節の変わり目のこの時期の鳥たちをはじめとする様々な生き物たちの活動からは、いのちのパワーのようなものを感じます。神とはすなわち自然と言ったスピノザさんの言葉を連想したりいたします。

 実はカラスも古くから神的な存在としてあがめられてきた歴史があります。来月上演のミュージカル『くるみ割りカラス』は我々スタッフが街で見かけたカラスさんたちの行動からヒントを得てつくられたオリジナルミュージカルです。初演は199年ですが、このたび台本、音楽ともに刷新しての上演。カラスの学校「パシクル学園」で巻き起こる出来事を歌とダンスで面白おかしく、そしてちょっぴり哀しく表現していきます。

ご家族みんなでお楽しみいただけます。皆さまのご来場をお待ちしておりま~す(^^♪





2022年11月26日土曜日

駆け足

ほんとうにもう、駆け足で今月も過ぎてゆきます。

そう感じているのは、実は私だけではなく「時間が止まって欲しい」とメッセージをくださったかたもおられました。師走に向けて皆さんお忙しい日々が続くのでありましょう。

10月のSCSミュージカルナンバーコンサートに引き続き、11月は5Gを用いて遠隔地2カ所を結んでの実証実験公演、七ヶ浜ミュージカル…
コロナ禍でも公演活動を実現したいというみんなの思いを受け止めながら、慎重に事をすすめていきます。

来月も盛りだくさん。テンションがかかった状態がつづきますけれど、ほんのちょっとの時間でも心を休める時間を上手につくりたいものです。



さてと、引き続きがんばります。


2022年6月22日水曜日

『門 -the Gate-』

 SCSミュージカル『門 -the Gate-』

 久しぶりに梶賀千鶴子+日高哲英による新作ミュージカルです!
キャストには『ミス・サイゴン』日本初演時のキャスト、園岡新太郎さんと朝日雅弘さんを迎え、作品には『ユタと不思議な仲間たち』の台本を担当した梶賀千鶴子が、ざしきわらしをはじめ東北にゆかりのあるかわいい妖怪たちを登場させます。

公演は723日(土)~24日(日) 会場:電力ホール
チケットは前売りS席3,500円、A席3,000円(全席指定)

作・演出・振付:梶賀千鶴子
音楽:日高哲英
 
照明デザイン:塚本 悟
出演:園岡新太郎、朝日雅宏、藤田和正、佐藤花月、SCSミュージカル研究所
演奏:SCS Musical Orchestra (バンドマスター:サイトウミノル)
プロデュース:廣瀬 純
 
問合せ:SCSミュージカル研究所(022-224-7051)
 

 
皆さまのお越しをお待ちしております

2022年4月29日金曜日

子どもたちとポーズ

年に2回の 座内オーディションを行った過日、今月誕生月であることを知るSCS指導員の皆さんから思いがけずプレゼントを頂きました。

嬉しいサプライズ。早速頂いた品物を開けようとすると、近くにいた子どもたちが集まってきました。



箱を開けると一瞬サングラスかと思いましたが、違うようです。どうやらパソコンの画面に向かう時間の長い私を気遣って、これは目の周囲をマッサージ出来るガジェットのようです。

かけてみると、すっかり戦隊ヒーローのような気分になりました。



指導員の皆さま、お心遣い本当にありがとう。

私と一緒にポーズをとって遊んでくれた子どもたち、本当にありがとう。


2022年4月6日水曜日

ミュージカル『梵天丸』無料配信中

 今月から5月31日まで期間限定でSCSミュージカル『梵天丸』の無料配信を行なっています。

この機会に是非ご覧ください。

尚、本作品は全編英語訳されておりますので、字幕機能をオンにして頂くと、お住まいの国の言葉でお楽しみいただけます。

コロナ禍におけるSCSミュージカル発信のあらたな挑戦。お楽しみいただければ幸いです。



2021年12月28日火曜日

ダイジェスト映像

ことしもいよいよ残り少なくなってきました。このところ今年を振り返るような放送が増え居ていますね。

思い起こせばこのブロブのタイトルは昔「JUN_harvest」日記というものでした。私もちょっと振り返れば、相変わらずのコロナ禍ではありましたが、多くの皆さまのお力添えを得て、今年は春と秋の2回、そのJUN_harvetのライブコンサートを行うことが出来ました。



若手スタッフがこの秋のライブの模様をダイジェスト版にしてくれました。
動いている自分を見るのはちょっと恥ずかしい気もしますが(笑)お時間のある方、是非ごらんになってみてくださいませ~。


2021年7月26日月曜日

有難うございます。無事に『梵天丸』上演完了

 おかげさまで昨日ミュージカル『梵天丸』上演無事終了いたしました。

本来であれば、昨年上演予定であった創立30周年記念公演。1年遅れましたが、私どもSCSミュージカル研究所の上演継続の趣旨にご賛同いただき支えてくださいました全ての皆さま、こうした状況のなかでも劇場までおいで下さいましたお客様に、この場をお借りして、心から御礼申し上げます。

感染症対策を施しながらの上演は、コロナ前の公演よりも多くの労力を時間を要します。最後の1分1秒まで気を緩めず、ご尽力いただきましたスタッフの皆さま、キャストの皆さまにも心から御礼申し上げます。

コロナ対策で客席は半分にしておりましたが、こうした状況のなかでも劇場までおいで下さいましたお客様、ほんとうにありがとうございます。

写真は2枚ともゲネプロ(最終リハーサル)で私がスマホで撮影したものです。

 



照明の塚本悟先生と演出の梶賀千鶴子先生。劇団四季時代から数えるとおよそ50年になるという、現役バリバリの名コンビです。

尚、舞台写真はSCSミュージカル研究所のインスタグラムでご覧になれます。(下記)

https://www.instagram.com/scsmusical/


2021年7月14日水曜日

ミュージカル『梵天丸』PV

いよいよ30周年の記念ミュージカル『梵天丸』の公演が近づいてきた一昨日、20歳前後の学生を中心とした若者たちで創ってくれたプロモーションビデオが公開されました。

 ミュージカル梵天丸PV

(↑クリックでご覧になれます)

昨年来のコロナの影響で私も映像関係の作業をすることが格段に増えたけれども、彼らにはかなわない。

スマートフォンと事務所にあった機材だけで、こんな映像が創れるものなんですなぁ。

彼らの柔軟で素敵な感性に脱帽です!

お時間のある方はぜひご覧になってみてくださいね。


2021年6月26日土曜日

ひと月

昨夜米沢のお稽古場を出て、ふと空を見上げると、月が昇ってきたところであった。

何となく雲の形がフェニックス(不死鳥)のように見えた。


 

次の満月は7月24日(土)、
この地で生まれたミュージカル『梵天丸』の仙台公演初日だ。 

まさしく「ひと月」後。


2021年6月10日木曜日

ほんとは31年だけど、30年を記念して

 伊達政宗公は米沢で生まれた。そして、政宗公の幼名からタイトルを頂いたミュージカル『梵天丸』という作品は、生誕400年の年に米沢で初演された。

政宗公は奥州の覇者となり「独眼竜」と呼ばれたが、「独眼」の所以となったのは幼いころに罹患した疱瘡、即ち天然痘による失明である。さらに言うと、それはウイルスによる感染症が原因である。歴史を紐解けば、我々人類はこうしたウイルスとの闘い、パンデミックを乗り越えて生き残ってきたという見方もできるであろう。

それにしても『梵天丸』を制作・初演したころには、ウイルスによるパンデミックで我々が生きる現代社会が脅かされることなど夢見だにしなかった。今や「独眼竜」という響きはコロナ禍を跳ね返すパワーを秘めているようにすら感じる。

思えばこの10年で、我々は大震災とパンデミックという2つの大きな災害を経験している。実のところ東日本大震災のちょうど400年前には、宮城県で同じような規模の地震と津波に襲われたという記録が残っている。しかしその2年後の1613年には政宗公が巨大帆船を建造しローマへ慶長遣欧使節団を派遣した。そこには大災害を戦略家として乗り越える知恵と力が秘められているようにも感じる。

翻って、我々がSCSミュージカル研究所創立30周年を記念して計画していたミュージカル『梵天丸』。パンデミックで1年の延期を余儀なくされたが、粛々と延期公演の実現へむけて準備を進めている。時代が提示する不思議な符号と、政宗公のパワー、知恵を感じながら。

ほんとは31年だけど、30周年記念公演のチラシが出来た。

 



 



2021年5月22日土曜日

インスタグラムに舞台写真UP

先週の公演写真の紹介です。
ご要望を頂きましたので下記にリンク先を張っておきますね。

☆キッズクラス発表会
https://www.instagram.com/p/CPCgs9PNWyt/?utm_source=ig_web_copy_link

☆ダンスファンタジー『あにまるふぁんたじぃ』
(サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」より)
https://www.instagram.com/p/CPFmsP_NY_u/?utm_source=ig_web_copy_link

☆Musical Picture Book『どんぐりと山猫』
https://www.instagram.com/p/CPIorV_NQTD/?utm_source=ig_web_copy_link

いつもは、公演のあとこのブログで舞台写真を紹介していますが、今回は延期となった公演をまとめて3本上演したので、ページが重くなる可能性あり、インスタグラムにアップされた写真でお楽しみいただければ幸いです(^^♪

撮影:柏谷潔氏



2021年3月10日水曜日

明日は3月11日

 10年10年と言われます。確かに十進法での節目かもしれません。しかし私たちにとって、これは通過点だとも感じています。またまだ伝えたいことがたくさんあるような気がしますし、忘れたいような気もします。けれども…忘れない。

そんな思いのなか、3月11日を目前にした一昨日の日曜日。私たちは『忘れたい忘れない』という作品を上演しました。

東日本大震災で町の3分の一が津波の被害を受けた宮城県七ヶ浜町にある七ヶ浜国際村のホールで。地元のミュージカルグループ「NaNa5931」と、SCSミュージカル研究所(仙台)との合同制作作品でした。

客席数は半分に減らしたレイアウトで全席指定席。感染症対策はしっかり施しつつも、内心はお客さまにおいでいただけるかどうか一抹の不安がありました。しかし、あっという間に全公演のチケットは完売となり、お客さまのリアルな舞台に対する期待感がとても高いことを実感しながらの上演でした。

舞台写真を少し紹介します。(撮影:柏谷潔)








感染防止策の一環で終演後恒例の役者たちによるお客さまお見送りなどはできませんでしたが、劇場を後にされるお客さまのなかには、マスク越しに、「楽しかったよ」「いい舞台でした」「大事だね」「泣いちゃったよ」などと、笑顔で私に声をかけてくださる方もおられました。


そして… 明日は3月11日。

追悼の一日です。


2021年2月3日水曜日

耐えながらも生み出す

新型コロナウイルスに関しての緊急事態宣言が延長された。現下の状況は私たちの活動にも、大きな影響をもたらしているが、どんな形であれミュージカルの舞台作品創りは止めないでいこうと思う。

ミュージカルの舞台は、大きく「音楽」「ダンス」「芝居」の各要素から成り立っている。そしてそれぞれに文芸的な要素と映像的な要素もはらんでいる。これまで30年続けてきた活動のなかで、それぞれの要素を精査してみると、パンデミックな状況下でも、やれること、やるべきことは無限にあるのだ。
冒頭の一行に書いたように、コロナは人々に「耐える」ことを強要し続けているが、今、耐えながらも生み出すことを求められていると言い換えることもできるのではないだろうか。一方で、耐えていることを感じさせない「自然体」も必要であると思う。すなわち「がんばって」はいけない。「柔よく剛を制す」のである。コロナは形を変えながら襲ってくる柔の敵であるから、我々は更なる柔で臨むべきなのである。

そうした思いの中、20年のお付き合いがある七ヶ浜国際村様との協業による劇場を使っての新しい企画がスタートした。
先日の日曜日。最初の撮影を終え、ばらし(後片付け)のために舞台奥のホリゾント幕が開かれると、そこには、七ヶ浜の美しい海と暮れなずむ空があった。



地球上の人間たちはどうあれ、少しく未練を残しているようにも見えるオレンジ色を残し、対岸から必ず陽はまた昇るのである。
そうした美しい自然の色を見ていると、今日生きていることが有難く、明日への活力が湧いてくるのである。

 

2020年12月30日水曜日

 今年のSCSミュージカル研究所納会は「非接触型」で行いました。ビデオ会議システムの「Zoom」を使って。

納会の中では、研究生が制作した余興動画5作品(これが非常におもしろかった)や、現在プロとして活躍している先輩俳優4名からのメッセージ、また、今年制作した動画の翻訳作業などで協力を頂いた友人2名がカナダから参加してくださるなど、大変盛り上がりました。そうそう、お約束のSCSリーシングマラソン2020の結果発表も。

ことばや国境を越えて納会を行うことができたことも、リモートならでは良さともいえるかもしれません。私は司会を兼ねながら、Zoomの共有機能を利用し写真でこの一年を皆と振り返ってみました。

創立30年目にしてパンデミックの中での活動を体験することになるとは。あらためて、激動の一年であったことを感じました。 ダメージも大きかったけれども、いろんな意味で未来へつながる確信をもった瞬間も時々あって、総じて得るものも多くあった一年でありました。

今年も残すところあと48時間。

心しずかに明るい年の滑走路になれるような時間を過ごしたいと思います。

 

2020年12月18日金曜日

ただただ嬉しい

感染予防策の一環で、広いお稽古場をお借りしました。そして今週末に迫った舞台のお稽古です。

子どもたちとお稽古場にいると、ふと自分が子供だった頃の感覚が微かに戻ることがあります。私はかなり真剣な表情になっていますが、内実なかなか楽しいんです。




それもそうだけれど、子どもたちとのお稽古は理由抜きで、ただただ嬉しいのであります。
とてもシンプルな感情を共有できる瞬間です。