とにかく高く、大きい。彼らの全身をフレームに収めるのに苦労します。
躊躇なくまっすぐ天に向かって伸びる姿はダイナミック。それでいて今時分の若い葉っぱの繊細さには、ついつい見惚れてしまいます。
夏には、強い太陽の日差しを体いっぱいに受けながら、人には心地よい日陰もつくってくれる優しい巨人。
そして、秋には惜しげもなくすべての葉を落とし、休む間もなく次の季節に備える潔さはあっぱれ。
この営みが人間が登場する遥に前から繰り返されていたのだと思うと、この星の悠久の歴史、なにか宇宙的な拡がりを感じてしまいます。そのスケールで見れば一瞬にも満たないほどの私であっても、傍に立っているだけで生命力というエネルギーを貰える気がします。
今年もまっすぐに伸びるこの木を時々眺めることが出来ることを感謝しています。
また逢いに行きます。
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