一昨日、米沢のミュージカル劇団「伝国座」のお稽古場にて。
実は先月のお稽古時間に、私がある宿題を出しました。それは「横隔膜のはたらきを、小学1年生の子どもにもわかるように5分以内でレクチャーせよ」というもの。
宿題を題した相手は伝国座メンバーのSくん。
看護師の資格を持つSくんは、実に真摯な取り組みをしてきてくれました。
なんと、宿題を紙芝居風に宿題をまとめてきてくれたのです。
ミュージカルでは、歌とダンス、そしてお芝居の三要素がバランスよく表現されていなければなりません。その表現力を支えるのが呼吸、そして声です。
横隔膜はミュージカルの舞台に立つ者にとっても、鍛えるべき非常に重要な部分です。
Sくんのレクチャーは、そんな横隔膜の重要性を医学的な根拠に基づきつつも分かりやすく、とても素晴らしいものでした。お稽古は、突き詰めていくと、様々な分野の学問とも有機的に結びついていることがわかってきます。
「座員による座員の為のレクチャー」。
なかなか新鮮でした。
私も大変勉強になりました。
機会があれば、またお願いしたいと思っています。
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