東日本大震災から8年11か月目の昨日、南三陸町歌津地区にお邪魔してきました。
私にとっては1994年ごろから2006年までの12年にわたり定期的に通っていた町です。
当時は合併前でまだ「歌津町」。
仙台を経って三陸自動車道を1時間ちょっと。その歌津の手前に新しくできた道の駅「三滝堂」に立ち寄ると、震災の津波で損壊した品々の一部が展示されていました。
そしてさらに車を進めて歌津に到着すると、11日の休日というのに意外に静かな様子。
海のほうに目を向ければ、まだ重機やトラックが見えて、その作業音が響いてきます。
仮設商店街で食事を済ませたあと、昔お世話になった方のお宅にもお邪魔して、ご焼香をしてきました。そこで皆さんとしばし懇談。震災前の話題、震災直後の話題、歌津に住む皆さんと共有してきた話題は尽きません。もちろん未来につなぐ、つなげたい話題も。
来月の11日はあれから丸9年経ちます。
「忘れない」ということの大事さを痛感した小さな旅でした。
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