先週の土曜日の夜、あれから間もなく10年というときに、震度6弱の地震が起きた。
おかげさまで人的被害を含めほとんどなかったけれども、
翌朝出社した事務所では、いくつか物が落ちて壊れていた。
そのうちのひとつ。
本棚にあった時計。
おかげさまで人的被害を含めほとんどなかったけれども、
翌朝出社した事務所では、いくつか物が落ちて壊れていた。
そのうちのひとつ。
本棚にあった時計。
ちょうど地震のあったあたりの時刻で落ちたのだろう。
それを見てフラッシュバックした。
10年前の3月11日の夕方、仙台の一番町で倒れていた時計。
10日後の3月21日に見た、南三陸町立伊里前小学校校庭の時計。
それぞれ、地震に襲われた時刻、
津波に襲われた時刻で倒れ、止まっていた。
物理学や天文学で言われるところの「時間の矢」(Arrow of Time, Time's Arrow)は、不可逆的だといわれるが、少なくとも地震によって私の記憶と感覚は可逆的な動きをする。
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