2011年5月25日水曜日

ippo君のコーヒー

南三陸町からの帰り道。登米市東和町米谷の山あいにある一歩君の喫茶店に立ち寄りました。
一歩というのは彼の名前です。実によい名前です。彼は先日まで日本に滞在していたカナダ人Davidと共通の友人。一歩君がまだ中学生の頃から知っています。

高校を出た後、消防士を6年つとめて、コーヒーの修行を始めました。昨年、晴れて自分のお店を持つことが出来たのです。

焙煎の機械の前に、以前僕が彼にプレゼントしたギターがありました(写真右の青っぽいオベーション88年限定モデル)24年前に僕がNECに勤めている頃に買ったものです。手入れもしっかりしてありました。全く予告無しに初めて訪問したにも関わらず、こうして昔自分が弾いていたギターに出会えるなんて、何だか嬉しい気分になりました。

お店の外を眺めると、きれいな緑と自然が堪能できます。この辺りはホタルの里としても有名です。

明日26日は彼の30回目の誕生日、そしてお店の1周年だそうです。
このショットが20代最後になるかな。


そういえば、僕が会社をつくったのも29歳のとき。この年齢って、いろいろ考えるのかも。そんなことをぼんやりおもいながら、カウンターにすわり彼の手元を見ているゆっくりとした時間が流れました。いわずもがな修行を重ねた彼がいれたコーヒーは、味も香りも最高。おかわりして楽しませてもらいました。

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