宮城県で最初にコロナウイルス感染者が出たことを受け3月1日から稽古を自粛。さらに現在は緊急事態宣言を受けた宮城県の休業要請に応じ忍耐の時間が過ぎていきます。まさか自分の人生において100年に一度のパンデミックに出会うとは…。
そんなか、外の空気が吸いたくて事務所の周囲を少し歩いたいた時(たまに通る道なのに)こんな表示があることを見つけました。
「伊勢屋横丁」。
ふと、興味がわいてスマホの仙台時間地図というアプリを使い現在地を確かめてみると、明治の時代にはまだしっかり地図にも名前が残っていたんですね。 (この地図のすごいところは、GPSを使って昔の地図上に現在位置が示される)しかもこの通りは監獄に面していました(^^;)
因みに第二高等学校というのはのちの東北帝国大学(現東北大学)です。
さて、この地図から連想するに、この通りは江戸時代に米沢に端を発した仙台藩御譜代町のひとつ「柳町」からちょいと入った横丁だったのでしょう。とするとこの辺りには伊勢屋さんという屋号のお茶屋さんか何かあったのかもしれませんね。
御譜代町は、私がプロデュースした『仙台ねこ』というミュージカルの中でも重要なキーワードになっていました。
短い散歩の途中、一瞬時間旅行をしているような感覚になり、色々と妄想しながら、ちょっぴり楽しい気分になりました。
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