ある本がきっかけで「時間は実在するのか」ということに想いをめぐらせていました。すると、あっという間に眠気を感じてしまっていました。哲学的な考察には興味はあるのですが、難しいことを考えるって、私の場合自ら睡魔を招く事態になるようです。しかし脳みそをリラックスさせる意外な効用はあるのかもしれません(笑)
反面教師で、シンプルなもの程刺激が強いのでありましょう。表現活動に携わるものの端くれとして重要なポイントであると感じています。
そんなことを考えながら少しボーッとした頭で窓の外に目を遣れば、寒風の中街路樹につかまっているスズメちゃんたちがおりました。最近よく窓の外に集まってくれています。
街路樹(恐らく唐楓)は枯れ木のように見えてますが、よく見ると春に芽吹く準備が始まっています。スズメたちはそれを見逃してはいません。
スズメちゃんたちは、一日、季節、一年という時間を感じながら生きているのに違いありません。そしてこの街路樹も同様に、季節はもちろん気温や光をしっかり感じ取っているのでしょう。
この宇宙の中で「意識」出来るものだけに時間は存在している、もっと言えば生きているものだけが時間を持つなら、時間はやはり大切にしなければと思うのでありました。
生きている間にやりたいことは山ほどあります。
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