2022年1月27日木曜日

思いがけず

 東北大学の「芸術の世界」という授業を担当する非常勤講師としてお世話になってから6年、カリキュラムの改革によりその講座が今年度で終了することもあって、私も卒業ということになりました。

SCSミュージカル研究所研究生の一人(彼は私が担当した1年目に授業で出会って、ミュージカルの舞台を一緒に創ってきました)も、めでたくこの春大学院修士課程を卒業予定、社会へ羽ばたきます。先日その彼と「お互いに今年で卒業だねぇ」と笑いあいました。6年間はあっという間でしたが、そうした素晴らしい学生たちとの出会いは、生涯の宝物です。

ところで昨日は、ちょうど私のある大きな手術から5年となる日でした。あらためて今日この時を生きている有難さをかみしめていたところ、打合せで事務所にお見えになった大学関係の方々(私の担当授業とは全く分野の違う先生方ですが)から、すてきな贈り物を頂きました。

 


昨日でお会いするのが2度目の皆さん(おそらくこれから何度かお会いするようになると思いますが)ですから、私の状況は知る由もないわけですが、思いがけず大変「味のある卒業記念品」を頂いたような気分になり勝手に嬉しくなっていました。

我が大切なスタッフとともに、じっくりと味わいたいと思います。


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