2011年8月7日日曜日

奇跡の船上にて

仙台では七夕祭りの前夜祭で花火が打ち上げられていた頃、僕は「奇跡の船」のステージに立っていました。

大津波により陸に仲良く打ち上げられていた、大船渡海上七夕船「大船渡丸」と「明和丸」。この船たちは地元の方々の努力により7月9日海にかえすことが出来たのだそうです。

有名な大船渡の夏まつりは中止となってしまいましたが、この船は、地元の皆さんの大船渡に対する愛情と、震災復興への意気込みを一身に受けて、それはそれは誇らしげに、美しく大船渡の港を輝かせておりました。

そんな船のステージにお招きいただいたSCSミュージカル研究所のセレクトチーム20名は、その輝きに負けないよう、そして、大船渡の皆さんのこれからにエールをお送りすべく一生懸命のダンスと歌をご披露いたしました。

大船渡での初舞台が、この船上であったことを一生の誇りに思います。大変な時期に優しく迎えて下さった大船渡の皆さん、僕は大船渡が大好きになりました。

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