2015年12月16日水曜日

ドロン

遠く英国ケンブリッジからお見えになったお客さまをエスコートして、はじめてウエスティンホテル仙台の客室階に入った。

高層階の客室窓からの眺めはなんとも素晴らしかった。


まるで自分自身がドローンになった気分。
しかし、師走はいろいろと慌ただしいことも多い。ドローンならぬドロンして旅に出たい気分にもなる。 と同時に、景色を眺めながら、そんなオヤジギャグをつい口に出して年になったのだと改めて思う。

この街、仙台に来た頃。すなわち1980年代には、こんな景色を建物の中から見るなんて全く思いもよらなかった。その頃の写真をスキャンしたデータがあったのを思い出したので恥ずかしながら公開しよう。
1989年春の不肖ヒロセ純。28歳。
大型コンピュータの営業職。東北6県を担当していた。電話はカールコード。机上にパソコンはないが、灰皿がある(笑)


ちょうどその頃、現在のウエスティンホテルの向かい側、宮城学院跡地に立った通称SS30という30階建てのビルが勤務先であった。ウエスティンホテルのところには、東北学院高校があった。

当時は昼間は完璧なサラリーマン。
しかし、週に一度、夜はドロンと変身。(おっと、オヤジギャグの2度塗りは不粋ですな)
スーツを脱いでギターを抱え、国分町にあったライブハウスのレギュラー歌手なんかもやっていた。

「ミュージカル」に出会ったのも、この頃である。


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