2016年3月18日金曜日

狂言

また昨日はブログ書くのをサボってしまいましたが、観劇はサボってませ~ん(笑)
今日は野村万作さん、萬斎さんによる狂言の公演に出かけてきました。


会場は満席。聞くところによると立ち見券もすべて売り切れになったそうです。番組は「清水」と「仁王」でした。
古典芸能は専門家ではありませんから内容についてあれこれコメントする立場にはありません。今日は、純粋に客としての観劇です。
しかし、一言だけ感想を記させていただくと、今日の万作さんの立ち姿を拝見した時に、じわっと涙腺が緩みそうになりました。それは言葉で言い現わすのは難しいけれど、つまり、日本に生まれてよかったなあと。お能と狂言には、何かいつも舞台表現の「原点」のようなものを感じてしまいます。

客席は全体的に舞台に向かってリスペクトが感じられる雰囲気に溢れ、お二人の芸に呼応して、満場の笑い声が何度も。

また拝見できる機会があることを願いつつ、会場を後にしました。


0 件のコメント: