2017年12月21日木曜日

HOLYとHOLLY

今週土日に上演のSCSミュージカル『ぶんぶん姫』シリーズの2幕に毎回登場する「柊(ひいらぎ)家」秘話。

実はこのシリーズ、もう四半世紀近くやっているのですが、そのはじめのころ、不肖ヒロセ純、チラシに「HOLLY NIGHT」と書いてしまいました。
その頃のSCSは、音楽はもちろんチラシも時々私がつくるという完全な家内制手工業状態(笑)。
ところが、ある方から「スペルが違うのでは?」との指摘が…。
「あ、しまった。HOLLYじゃなくてHOLYだった!」と私。
しかし、チラシを擦り終えたあと、もう一部では配布されています。
時すでに遅し!

念のためHOLLYを辞書で調べると、その意味はモチノキでセイヨウヒイラギの類とあります。
しかも花言葉は「慎重」。
をお、これは慎重さを欠いていた私への神の啓示か!

でも、ここからが、家内制手工業の良いところ。
さらにその辞書には「その赤い実のついた枝葉はクリスマスの装飾用」と書いてありました。
そこで、梶賀センセと相談して、お芝居に登場してもらったのが「柊(ひいらぎ)」という名字の一家。4世代女系家族です。先祖代々、そして柊家では柊の枝が魔除けとして伝わっておりました…ここから先は、お芝居を観てのお楽しみ(^^♪

写真は前回(2016年)の「柊家」面々。


ちなみにHOLYは、ご承知のように神聖な、穢れのないという意味ですね。
いよいよ近づいてまいりました「HOLY NIGHT」!
キリスト教徒であるやなしかにかかわらず、街も人も賑わいを見せておりますね。
そして、クリスマスが終わると、私たちは正月は神社にお参りして、 お家では仏壇にお線香をあげたりいたします。
日本人の宗教的寛容性を象徴する季節でもあります。
この寛容性が世界中に広まれば、戦争は無くなるかもしれません。

不肖ヒロセ純、そんなことを想いながら、祈りながら、今年のクリスマスには1年ぶりに舞台で1曲歌わせていただきます。

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