先週、劇団四季の『恋に落ちたシェイクスピア』というお芝居を観る機会を得ました。
ミュージカルではない劇団四季の作品を拝見するのは久しぶりで、かつ新作ということもあり、とてもワクワクした心持で劇場へと向かいました。
この作品はすでに映画でも舞台(筆者ロンドン滞在中のこちらのブログ記事ご参照頂ければ幸いです)でも拝見していたので、なおさら期待感が高まります。
概して期待度が高い作品は観た後の感動が薄まる可能性があるものですが、先週の舞台は違いました。幕が下りた瞬間から手のひらが痛くなるほど拍手を送りました。
劇団四季俳優陣の表現力の高さは圧倒的なものでした。ダンスレッスンなどにも下支えされているのでしょう。演技における所作が大変美しいのが印象的でした。
ストレートプレイでこんなに楽しんでかつストーリーにハラハラドキドキし、最後に何分間も拍手をし続けたのは、初めての経験でした。
東京公演は8月26日まで、その後、京都劇場での公演が9月7日から30日まで予定されているそうです。
俳優さんはもちろん、プロの世界を目指す方々はスタッフも含め、この上質な演劇作品を必ず観ておくべきだと感じました。
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