来月の七ヶ浜町でのミュージカル『でえぎの涙』公演に向けて、連日同町の国際村へ通っています。稽古が始まる前に、外に出てみると、外壁工事のためにすっかりシートで覆われているホールの端っこに、細い月が沈みゆくのが見えました。
月を見るたびに、自分が宇宙のなかに存在しているんだなぁ、とつくづく感じます。様々な感情が胸の中を去来します。
一方で、稽古が終わると、メンバーの男の子から、質問を受けました。先週はインドネシアについての疑問でしたが、今週は一転、太陽や宇宙についての質問を受けました。まさか小学生と理論物理学や量子力学の話に発展するとは思いもよらず(私の最も不得手な分野のひとつですが)冷や汗(笑)、まったくもって私もいろんなことを勉強し続けなくてはと気づかされます。
毎週私に質問をもってきてくれる彼は、いつかエジソンみたいになるかもしれません。
ミュージカルづくりの指導では、ダンスや歌、お芝居のみにあらず、メンバー、特に子どもたちとの「対話」もその楽しみの一つであります。
冒頭で来月と書きましたが、明日から来月、霜月ですね。
令和元年も残り2か月かぁ。月の巡りは本当に早いものです。
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