死と言うものが、突然訪れることもあるということを、
あらためて知る。
いや、あらためて教えてくれたのかもしれない。
世の中には出会いの数だけ別れがある。
陽が昇れば、必ず沈む。
彼との永遠の別れとなるお見送りをした帰りみち。
ああ、美しく無情に今日もまた陽が沈む。
西方浄土という言葉が浮かぶ。
終わるということは何かが始まるのかもしれない。
沈んだ陽はからなず昇る。
そう前向きに考えていこう。
夕暮れの空の向こうから、
「別れは突然くるものだから、
とにかく『今』を大事に生きてください。」
そう言われているようだった。
照明家、山口清文さん、
大切な同志であり大切な友人でした。
20年以上も僕たちの舞台づくりを支えてくださって、
ほんとうに、ありがとうございました。
おつかれさまでした。
どうぞ安らかにね。
あの山のずっと向こうからでも良いから、
僕たちの舞台や子どもたちを、きっと見守っていてね。
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