2017年11月11日土曜日

日生劇場にて

一昨日はドヴォルザーク作曲のオペラ『ルサルカ』を観劇して参りました。
久しぶりに贅沢な舞台を拝見した感じです。とても良い時間を頂きました。

劇場へは少し早めに到着したので、2階のカフェスペースでちょっと休憩。
劇場の大理石、レッドカーペット、美しい内装を眺めつつ、震災の翌年に、この劇場で七ヶ浜町のミュージカルカンパニーが『ゴーへ〜Go Ahead』という作品の上演をさせて頂いた奇跡のような日々のことを思い出していました。


美しい舞台、すばらしいサウンドのに酔いしれた帰り道。
長く工事中だった宝塚大劇場とシアタークリエの間の道、綺麗に出来上がっていました。
都心の景色は、とどまることなく変化を続けます。


すっかり日が落ちた道を東京駅方面まで移動。新幹線の最終発車時間まで、震災以来の大切な友人たちと待ち合わせ、これまた久しぶりに一献。
劇場というキーワードから、仕事や立場の枠を超えた話題に発展した実に愉しいひとときでした。すてきな友人たちは外の木枯らしが気にならなくなる程、こころをあったくしくれました。

様々な変化を受け入れながらも、新しい局面を創出していかなければなりません。
今日は11日。
今朝も宮城県は震度4の地震がありました。
彼らが生きたかった今日を、僕らは生きています。


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