老いてゆくということは
わかっているようでわからない
しかし
老いていくということは
こういうこと
すこしずつ
いろいろなところが
うごかなくなって
それはだれにもひとしく訪れる
2年前の母のときにつづいて
そんなことをしっかりと教えてくださっていたのだな
いま、そう感じています
ここ数ヶ月は毎日のようにお会いしましたね
先週は、慰問にうかがった施設の玄関先で
綺麗に咲いたバラと背後に桜の木の落葉
その対比に不思議な感覚をもちました
1980年代の終わりに
SCSミュージカル研究所創設のきっかけをつくってくださり
以来、たくさんのことを教えていただきました
僕たちが「台原のお母さん」と慕っていた
梶賀チイ子さんは
96年の長き時間をしっかりと生きられて
眠るように旅立たれました
たくさんの「教え」をいただきました
ご冥福を心からお祈りいたします
生前何度もたのまれた「葬儀委員長」は
約束通り務めますよ
追記:
SCSミュージカル研究所設立発起人 梶賀チイ子儀 通夜ならびに告別式においては、大変多くの皆さまから弔問和回り、またお供えや弔電をいただいきました。この場をお借りして皆様に心より御礼申し上げます。
私たちSCSは発起人の遺訓をしっかりと受け継ぎ、今後も全力を尽くしてまいります。
何とぞ引き続き倍旧のご支援、ご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。
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