「待つ」という意味の熟語にはなぜが「秋」が使われるんだろうなぁ、と常々考えていました。恐らく待ち続けて季節が移って秋になってしまったという感じが込められているのでしょう。一日千秋、一刻千秋などのほか、一日三秋(いちじつさんしゅう) という熟語があることも最近になって知りました。
しかし、私はいつも「春」が待ち遠しい。
散歩しながら、そんなことを考えていました。すると東北大学の片平キャンパスの紅梅が満開に。
桜はもう少しかな?
私が、桜のつぼみに見惚れていたら、近くを通りかかった紳士が「もう少しですかねぇ」と声をかけてくれました。私が「この辺りじゃ、(開花は)この木が一番早いですよねぇ」と返すと、彼は笑顔で「そうですね、この木が一番早い」と。
たったそれだけの会話ですが、気が付くと二人とも笑顔になっていました。
笑うという字はもともと咲くという字だったなどと聞いたことがあります。
まさに(笑)
本格的な仙台の春までもうしばらく待ちましょう。
そして、桜が笑ったら、またレポートいたしましょう。
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