しばらく前に、画家のT氏から、いい写真雑誌があるので今度持ってきますね。
と言われた。
一昨日その雑誌を頂いた。
表紙は中村征夫氏が撮った幻想的なホタルの写真だった。
T氏は七ヶ浜町の住人。中村郁夫さんといえば、数日前にこのブログでも紹介したとおり、東京の写真展にお邪魔して彼の写真とサインを入手し、それを七ヶ浜国際村のT氏のもとに届けたばかり。
偶然にもお互いに、あげたいと思った本は中村さんの写真で繋がっていた。
不思議な符号。
中身は中村さんの写真だけではなく様々な人たちの写真とエッセイがちりばめられている。
この「妣(はは)の国へ」というタイトルで特集されている本。
サブタイトルには~来し方行く末~とある。
読み進むにつれ、写真の一枚一枚、ことばのひとつひとつが、自分の想像力や曲想を刺激していくようであった。
T氏も、作品をつくるときは五感、いや六感まで総動員して取り組んでいるのであろう。
よいものをいただいた。
死ぬまで美しいものには貪欲でありたいと思う。
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