ここに私たちSCSミュージカル研究所のメンバーが通い始めて、16年になります。
そしてこのブログにもたびたび登場している、NaNa5931というミュージカルグループがそこで生まれて15年。
通い続けたこの年月が、今日、ひとつの結実をみました。
NaNa5931の1期生が主任指導員となって、NaNa5931のキッズ版ともいえるミュージカルクラス『NaNaキッズクラス』が開講したのです。
私たちが長年通い続けてきた理由は、ここで生まれ育った子どもたちが再び彼らが始めた頃と同じ年ごろの子どもたちに教え始め、次の世代への新しい舞台芸術を生み出してくれること、ひいては、私たちとつくる舞台芸術を通じて、ひとやまちを愛する豊かなこころや価値観を育んでもらいたいということです。
さらにそれが、この町に劇場施設がある限り世代を超えて続いてゆくこと。
すなわち、劇場を通じて、町をほこりに思い、町の発展に寄与してくれる人材を生み出し続ける仕組みづくりです。
「生み出し続ける」というところが大切。
難問、難題ではありますが、七ヶ浜町の皆さんの粘り強い取り組みとお力添えで、本日、それは大きな一歩を踏み出したように感じました。
プロデュースと指導をおおせつかっている私どもにとっても、大きな喜びの日となりました。
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