長く同じ仕事をやっていると、意識はせずとも言われてみれば確かに、専門的な知識やスキルが自然に身につくものです。
人の人生のうち、恐らく社会のなかで心身ともに充実して働ける時間は恐らく50年~60年ぐらいでしょう。気が付けばその半分ぐらいの時間を、舞台制作や音楽制作の時間に使ってきました。
ゆえに、若い世代から見れば、不肖ヒロセ純も舞台制作の専門家の一人ということになるのでありましょう。また、私の会社としても数年前から、音楽作品を制作してそれらを知的財産として管理する業務を行うようになりました。
そんな理由もあってか、同大学の宮武教授によるご指名を賜り、4年前から年に1~2度、東京理科大の大学院でお話しする機会を頂いています。今週も、専門職大学院で学ぶ学生さんたちと教室でお会いしました。
まだまだ修行の身ではありますが、私の経験が、大学院で学ぶ学生の皆さんの研究や将来のお仕事に少しでもお役に立てるのであれば、この上ない幸せであります。
自分の経験からも、異業種の世界に自分の仕事に役立つヒントが隠れていたリすることも多いですね。
学生さんたちの真剣なまなざしが印象的でありました。
講義を終え、神楽坂にて食べたお蕎麦。
合わせ盛りというメニュー、初めていただきましたが、美味しかったなぁ。
お蕎麦をすすりつつ、
学生の皆さんのまなざしを思い出しながら、
食べることは生きること、
生きることは学ぶこと、
そんな気がいたしました。
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