こどものこころは、こどもが一番よくわかっていると思うのです。
大人になると失われていく感覚や記憶は多いものです。
ですから、おとながこどものきもちをわかるのは難しい。
親だって、我が子の気持ちがわかりかねることもあるのです。
昨日私は、SCSキッズクラスのお稽古場におりました。
指導者は、子どもの頃からここで梶賀先生のレッスンを受けてきた、15年以上のキャリアを持つ先生方です。
恐らく、こどものきもち、稽古場にいるときのこどものこころ、そうしたことを、私よりもはるかに、実感として得ているのでしょう。
はじめてレッスンを受けるこどもたちも、すんなり場になじんでいくようです。
ここで育った子どもたちが成人して、ここで子どもたちに教える。
すなわち昔子供だったこたちが、今の子どもたちと共に、あらたな時間と空間にいてくださる。
ふと、輪廻のような感覚を覚えます。
こんなに幸せでありがたいことはありません。
こどもたちのこころに、思いを馳せながら、
ひとはひとりで生きていくものではない、
たくさんのひとたち、いのちたちに支えられているということも実感するのでありました。
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