仙台にある荒町商店街で文房具屋さん「幸洋堂」を営んでいた出雲幸五郎さん。
幸五郎さんのお店の前を通ると、いつも引き止められて、様々なアイデアや情報、面白いお話をうかがうことに。お話を聞くうちに、そういえば、と思い出してノートやシャープペンの替え芯を買ったり。話のオチはほとんど荒町に関連すること。とにかく地元荒町をこよなく愛している方でした。
その幸五郎さんが86年の生涯を閉じられました。
なんだか寂しいです。
今日は、そんな思いを胸に、
午後から仕事を一寸抜けて、
喪服に着替え、お通夜のお式の前に、
午後から仕事を一寸抜けて、
喪服に着替え、お通夜のお式の前に、
幸五郎さんへお別れを言いに行ってまいりました。
思えば、幸五郎さんの発案だった「あらまちミュージカル」。あらまちの毘沙門さまの境内で奉納公演やりましたね。
昔、土樋にあった事務所にふらっと現れて「こうごろう新聞」届けてくださいました。
SCSの周年パーティーにはいつも駆けつけてお祝おしてくださいました。
とくに荒町小学校へ通っていたSCS研究生たちはよくお世話になりました。
時折鼻歌や冗談なども交じえて、話はおもしろかった。そして日焼けした少年のような笑顔。
…ああ、たくさんの想い出。
この夏の仙台は長雨。しかし今日は青空が見えます。
会場へ向かう途中、ご遺族のかたの筆でしょうか。
仙台名物だったお店の張り紙。
「幸五郎さん お別れの日は やっと晴れ」
fade into the light...
思い出しました。幸五郎さんは学院の英文科でしたね。私の大先輩。
そのネタでちょっと、この店の前での立ち話が盛り上がったこともありました。
幸五郎さん、今日のお姿は、赤いネクタイに、お孫さんの初月給で買ってもらったというおしゃれな帽子を持っていらっしゃいました。似合ってましたよ。
あちらでも、きっと「星空コンサート」開いてくださいね。
いつか必ず聴きに参ります。
それまでしばしのお別れです。
Our birth is but a sleep and a
forgetting:
The Soul that rises with us, our life's Star,
Hath had elsewhere its setting,
The Soul that rises with us, our life's Star,
Hath had elsewhere its setting,
And cometh from afar:
Not in entire forgetfulness,
And not in utter nakedness,
But trailing clouds of glory do we come
But trailing clouds of glory do we come
From God, who is our home:
Heaven lies about us in our infancy!
Shades of the prison-house begin to close
Heaven lies about us in our infancy!
Shades of the prison-house begin to close
Upon the growing Boy,
But he beholds the light, and whence it flows,
But he beholds the light, and whence it flows,
He sees it in his joy;
The Youth, who daily farther from the east
The Youth, who daily farther from the east
Must travel, still is Nature's priest,
And by the vision splendid
Is on his way attended;
At length the Man perceives it die
away,
And fade into the light of common day.
And fade into the light of common day.
(William Wordsworth – "Intimations of
Immortality from Recollections of Early Childhood")
(一部文字着色は筆者)
(一部文字着色は筆者)
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