選挙の事ではありません。
LPレコードからCDにとって代わるときもそうでした。
僕たちの舞台の世界でも、16ミリテープをチョキチョキ切って編集していた時代から、ある日、DATやMDといったデジタル機器が劇場の音響席に出現しました。
今や「回転系」のものはどんどんなりを潜めて、ポン出しのPCにあるハードディスクぐらいでしょうか。
いずれ、その「回転するディスク」もなくなってしまうことでしょう。
そういえば1980年代、不肖ヒロセ純、某コンピュータメーカーで汎用機(スーパーコンピューターや、大型電子計算機)の担当していた頃、某金融機関に「40メガバイト外付けハードディスクパック」を販売したことを思い出しました。
当時販売先の電算課長には「これでもう僕の定年までデータの保存先に困ることはないかもね」などと、喜んでいただきました。販売価格は約200万円だったと記憶しています。
40メガバイトで200万円!です。
40メガバイトなんて、今や手持ちのデジカメの撮影データ数枚分。
技術の進歩は早いのです。
あっという間に手持ちのものはレガシー機材になってしまう感じであります。
一方、私の机の上でも、電源関係の革新が進んでいます。
手持ちのガジェットはほとんどUSBによる電源供給となってきました。
ところが、テーブルタップを引っ張ってきたり、それにひとつひとつアダプターをつけていると、机の上は狭くなる一方です。
そこで、こんなものを購入しました。
つまりUSBで電源をとる機器をまとめてみました。
技術革新の、さらなる技術革新により、ちょっぴり机の上がすっきりしたような…。
それにしてもこれで充電しているスマホなんて80年代に数千万円で売っていたコンピューターよりはるかに性能は上です。掌の上のスーパーコンピューター。いやはやすごい進化ですねぇ。
ただ…
自分自身は、どう考えても、80年代からあまり進歩も革新もなされていない気がしてなりません。
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