2011年3月21日月曜日

南三陸町歌津地区 伊里前小学校

今日は朝6時に仙台を出て、宮城復興支援センターからの支援物資を積み込み、大崎市、南三陸町と回りました。
福井県からご支援いただいた(徹夜で走ってきてくださいました!石塚さん、内山さん、ありがとうございます!)10トントラック2台を先導し、南三陸町歌津地区に水14トンと避難所用のユニットお風呂届けてきました!
瓦礫の町に入った瞬間から言葉を失っていましたが、生き残った人たち、自分の家も失っているのに、着の身着のままで10日以上も町民のために働いている人たちを見ると、ただただ抱き合って「水持ってきたから」というのが精一杯でした。

このまちがまだ「歌津町」と呼ばれていた頃、小学生ミュージカルの指導で11年間通いました。
高台にあり、綺麗な歌津が海の見えた伊里前(いさとまえ)小学校の時計は、地震の時間で止まり、子どもたちの姿のない校庭で、ブランコに瓦礫がからまっていました。
今回の地震で人口の約半数にな亡くなったり、未だ行方不明の方々が出ている町です。

ヘリコプターの音だけが響いている世界です。
 

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