富士山の世界遺産登録が決定したというニュースが飛び込んできた。
一昨日、世界遺産にまつわる記事をこのブログで紹介したばかりなので、ちょっとびっくり。
3月末、伊丹に向かう機上からきれいな富士山見たっけなぁと、ぼんやり想っていたら、
突然思い出した!
ヒロセ純、実は、平成10年に静岡県と山梨県により制定された
「富士山憲章」を歌ったことがあるのだ。
その証拠がこれだ。
作曲は鈴木邦彦氏。氏は、西城秀樹や黛ジュン、奥村チヨ、ザ・ゴールデン・カップス、森田健作、江利チエミなどのヒット曲を連発していた作曲家である。
「憲章」をそのまま歌うという、言語道断というか大胆不敵というか画期的というか…いわゆる企画モノのお仕事であった。
その企画を聞いた時は少々驚いたが、当時、鈴木邦彦さんとお仕事をご一緒させていただいていたご縁もあり、六本木にあるビクターのスタジオで録音した。
歌う内容が「歌詞」ではないために、結構苦労した思い出がある。
しかし、
そのことはすっかり忘れたまま10数年の時が流れた。
そこへ、冒頭のニュースである。
スタッフに「そーいえば、富士山がらみのCDがどっかにあったよね」と、訪ねると「そーいえば、見たことあるような気がします」(笑)と、探し出してきてくれた。
ジャケットの表紙は故中田喜直さんが指揮を執る姿。僕が歌った曲は、昔で言うところのB面ですな。今聴くとかなりシュールな感じにも聞こえてしまうが、この際、公開してしまいましょう。残念ながらCDそのものは限定版であったため、今は手に入りません。
でも…ネットを探すと、見つかるもんですね。
http://www.club-t.com/mp3/
「未来の子どもたちのために」歌唱版というやつです。
世界遺産登録記念のレアアイテム公開(笑)。お閑な方はご試聴くださいませ!
【参考までに(歌われているのはこのまんま)】
1.富士山の自然を学び、親しみ、豊かな恵みに感謝しよう。
1.富士山の美しい自然を大切に守り、豊かな文化を育もう。
1.富士山の自然環境への負荷を減らし、人との共生を図ろう。
1.富士山の環境保全のために、一人ひとりが積極的に行動しよう。
1.富士山の自然、景観、歴史・文化を後世に末長く継承しよう。
「富士山憲章」平成10年11月18日制定:静岡県・山梨県
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