昨日は定例の七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーのレッスン。
レッスン会場である七ヶ浜国際村に到着した頃は、ちょうど夕暮れ時でした。
事務局長、係長と、稽古前に事務室で雑談をしていると、ここ2、3日で、国際村東南の山の木がだいぶ伐採されていることを知りました。
津波で住めなくなってしまった住民の方々の住宅を高台につくるためだそうです。
ひょっとすると、震災前の景色からはずいぶん違ったものになっているのでは…という話題になりました。「まだこの明るさなら、確認できるかも、ちょっと行ってみましょう」ということで、職員の方々に同行していただき、その工事中となっている国際村の周辺を少し歩きました。
同行いただいた方のひとり、高橋事務局長は、長年、七ヶ浜町で絵を描いておられる方です。「震災後は、この辺でもスケッチしたんですよ」などと、この辺りの景色にまつわるお話を伺いながら、暮れなずむ七ヶ浜にて、短くも有意義なひとときをいただきました。
写真は、日が落ちてしまった直後で少し画面は暗いのですが、遠くに、今まで見たことが無い角度で、菖蒲田(しょうぶた)浜地区の海岸線を眺めることができました。
大好きな七ヶ浜の山が削られたり、高い堤防で海岸線が見えなくなってしまうことは、個人的に少々寂しい思いがありました。
しかし、これまで見ることの出来なかった景色に出会ったことも事実。
こうして見た七ヶ浜の海は美しく、
なぜか、目頭が熱くなるのでありました。
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