2015年2月9日月曜日

百舌鳥

今日の事務所は、朝から盛岡チームと仙台チームに分かれての業務。珍しく私は、仙台チームに。

午後からは自主練習希望の研究生が何組か事務所を訪ねてきました。最近、稽古場の稼働率が上がっています。良い傾向ですね。
「求めよ、さらば与えられん」
大学生の頃に読んだ聖書の言葉が浮かびました。

夕方から雪がちらついてきた仙台。窓の外はこんな感じです。


午前中はちょっと陽が差していたのですがねぇ。
何でもこの冬一番の寒気が上空を覆っているとか。

さて、写真は撮り損ねたのですけれど、この写真に写っている街路樹の枝、いまはうっすらと雪が乗っていますその枝に、お昼前ごろ、百舌鳥(モズ)らしき鳥がとまって、高い声で鳴いていました。
目が合ったので、話しかけようとしたら飛び立ってしまいました。 しかし、何かを伝えようとしているようなその声が、なぜか今日はずっと耳から離れずにおります。

百舌鳥という鳥は私にとって、郷愁を誘う鳥です。子どもの頃、冬に山裾の柿の木の枝などで、よく見かけました。一方、百舌鳥の早贄(はやにえ)という習性を父親から聞いて、なんと恐ろしい鳥だ、と感じてもおりました。
そうして、生まれて初めて母親が「もつ鍋」を作ってくれた時、食卓にある鍋の中にはモズが入っているのではないかと、怖くて、しばらく鍋のふたが開けられなかった記憶があります。東北ではモズ鍋と言うのです。

ああ、鳥もつ鍋が食べたくなりました。
国分町あたりで鳥もつ鍋食べれるところはないかしらん。
そんな日もあるわけで…

だってにんげんだもの(ぢゅん)

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