たまに兄さんと雑談しながらごはんをたべる。
いつものことながら、話題は縦横無尽、ノンジャンル。
しかし、先日はアレクサンダー大王(アレクサンドロス3世)についての話題が熱かった。
もともと昔世界史の教科書でちょっと読んだ程度の知識しか持ち合わせない私には興味深い話題の連発であった。アレクサンダー大王の家庭教師がアリストテレスだったということは知らなかった。そして、当時世界最強であったマケドニア軍とその移動規模のことや、アレクサンダー大王による戦場でのフォーメーションや戦略についてなど。
兄さんとの話は時々ひょいと飛ぶことが多い。2014年の夏に兄さんと僕が英国のコーンウォールにある小さな城を借りようなどという突拍子も無いことを決め、そこで子どもたちと過ごしたことも、どうやらその伏線としてアレクサンダー大王の ことを当時の兄さんが少し研究していた影響によるものだったことが、この日の雑談でわかった。
食事をしたお店を出ると、この季節らしい寒風が我が浅学の身に染みてくるようだった。しかし実はそれが心地よい。雑談は大事である。
「知らなかった」ことがわかることは心地よいものなのである。
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