2012年10月17日水曜日

今日、カムちゃんは、ロクさんのところへ駆け上がってゆきました。

SCS事務所が現在の一番町へ移転する前までの10年間、
事務所猫としてみんなを癒してくれていた猫のカムちゃんが、
本日未明、12年のいのちを全うしました。


名前の「カム」は、SCSが10周年を迎えた2000年に当時の事務所近くの側溝に落ちているのを梶賀センセが発見。保護するときに、SCSスタッフのカズ君の小指を噛んで、そのままぶら下がって引き上げられたことに由来します。

とにかく、事務所猫たちの中では一番の甘えん坊でした。
おんぶと抱っこが大好きで、小さい頃は、オス猫のロクさんのおっぱいをちゅうちゅうと吸いまくり、ロクさんのおなかは、血だらけになったことも。
それでも、ロクさんは、やさしい目でカムをなめてあげていました。
以来、ロクさんが亡くなるまでべったりの生活。

今年1月に、カムが大好きなロクさんを失ってから、みるみる体調を崩し、7月から入退院を繰り返していましたが、ついに力尽きてしまいました。

お世話になったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
そして、カムちゃん、君の美声は、一生忘れないよ。

今頃、きっとロクさんのおなかあたりに顔をうずめて甘えていることでしょう。

きっと。


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