2018年1月21日日曜日

粛々と着々と

一見すると冬枯れの、
いつもの散歩道。

けれども、桜の木の下を通るとき、近づいてよく見ると、
「あら、枯れてなんかいないわよ」
 という声が聞こえてきそうなのでありました。


乾いた厚い枝の皮、その下では、蕾の蕾のようなものが顔を出しそうです。
じっとして見える、こういう時期も大切なんだ。
風姿花伝のある一節を思い出しました。
粛々と、着々と美しい花をつける準備が進行しているのですね。

見習わないと。


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