昨夜は、しょっちゅう顔をあわせるものの、なかなかゆっくりとお話しする機会のない、少し年下の友人S氏と、数年ぶりに食事をともにしました。
彼が気に入っているレストランのオーナーシェフが、偶然にも私の知人でもありました。
そんなご縁で、これまた数年ぶりに私もそのお店へ。
腕利きシェフの栗原さんは、我々の好みをすこし聞くと、さっと厨房へ戻り、あっという間にすばらしい料理を次々と繰り出してくださいます。
S氏との愉しい会話と、シェフのあったかな雰囲気で、今季最高の冷え込みといわれた仙台の夜を、ほんわりとした気持ちで過ごすことができました。
お店を出て地下鉄駅までの道、互いに会話の続きをぽつりぽつり。
天候のせいか、いつもより人通りの少ない県庁裏通り。
ふたりの靴の底からは、会話に混じって、ざくりざくりと氷のつぶれる音が、ビルの谷間に響いておりました。
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