2018年1月27日土曜日

牡蠣

門外漢ながら、今日は午後から「かきフォーラム・イン・仙台」(主催:一般財団法人かき研究所)というシンポジウムに参加して、牡蠣についてのお話を伺う機会がありました。

不肖ヒロセ純、内陸の山育ちですから、子供の頃に「牡蠣」は特別な食べ物でした。年に何度か(おそらく家計に少し余裕のあるような時)、母がカキフライと自家製のタルタルソースをつくってくれたことは未だに忘れられません。
大人になってから、即ち仙台に住み始めてからは、牡蠣はかなり身近なものに感じられるようになり、さほど特別なものとは思っておりませんでしたが、今日のフォーラムに参加してみると、非常に興味深い話題が続々。


特に印象深かったのは、かのジュリアス・シーザーが「宴席にカキを欠かしたことがない。5ダース(60個)は軽く食べる」とか、カキは一日に(1個体で)400リットルの海水を飲み込むとか、カキの安全性と食中毒に関する正しい知識、そして冒頭の森理事長のお話にちらと出てきたサンゴ礁ならぬ「カキ礁」という単語も初耳ながら、カキの海水浄化機能のすごさを想いました。


客席で先生方のお話を伺いながら、ふと、思い出したエピソード。
SCSの作品でもお世話になっている作曲家の上田亨さんが駆け出しのころ、師である池辺晋一朗先生に「先生、音楽家にとって一番大切なものは何ですか」という質問をされたときに、池辺先生は「上田、そりゃ、音楽以外の事だよ」とお答えになったとか。

牡蠣のお話から、私の頭の中ではいつしか自分の舞台づくりや音楽制作のアイディアと融合しそうになっている牡蠣たちが生まれていました。大変よい刺激をいただきました。「ミュージカル以外の事」、大事ですね。

牡蠣はおいしい。
ああ、食べたくなりました。


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