一昨日は実家のある米沢から、お盆のさ中に大急ぎで七ヶ浜町へ移動しました。
到着した七ヶ浜国際村の屋上からは、震災後閉鎖されて今年6年ぶりの再開を果たした菖蒲田(しょうぶた)浜海水浴場のあたりが、日没直後の微妙な光線で美しく静かな佇まいを見せていました。
写真右上の小さな白ポチはお月さま。肉眼ではもっと大きく見えるのですけれど…
さて、一方のホールでは、衣裳をつけてミュージカル『ゴーへ~Go Ahead』のランスルーです。
演出班と衣装班が進行に応じて細かなチェックをしています。
梶賀センセの大きな声がホールに響いてます。
今月は、ここ七ヶ浜国際村で育った「NaNa5931」のメンバーが、芸術鑑賞事業の一環として七ヶ浜町の小学生たちに、このミュージカル『ゴーへ』(梶賀千鶴子作・演出・振付)を上演します。
震災の年にここで生まれたミュージカル。
震災の記憶を風化させずに教訓として後世に伝えたいという町の皆さんの想いは勿論のこと、七ヶ浜への愛情がいっぱい詰まった作品です。
『ゴーへ』は、名古屋や東京(日生劇場)でも上演され、好評を博した作品。 今回の観客対象は七ヶ浜町の小学生のみという限定公演ですが、かえって、役者たちの緊張感が高まっているようにも感じました。
私たちSCSミュージカル研究所も、全面協力しております。
震災後、SCSの行動の軸に据えた「子どもの笑顔」に、まったくもって即した事業。
こうした事業に、関わらせて頂けることを誇りに感じると同時に、公演当日の客席と舞台が楽しみであります。
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