2016年8月8日月曜日

胸打つ花火

先週末、ご縁があって、大船渡の夏祭りでの花火を拝見することができました。

岩手県大船渡市は、震災後の2011年夏、地元の「海を愛する会」の皆さんのご尽力で、小規模ながら奇跡的に「夏祭り」が開催されました。この時、私も船の上にしつらえられたステージから、SCSの子どもたちとともに歌で応援させていただきました。

また、2012年には、平泉ミュージカル『夕焼けの向こうに』の公演で、私たち公演関係者が大変にお世話になった場所でもあります。公演場所のリアスホールの目の前まで津波が来てまだその爪痕が生々しかったことを記憶しています。

そして2016年。穏やかな大船渡湾。背後の山々に大きな音を木霊させ、海にも映る美しい花火は、いつしか私の胸をうち、涙が流れました。



これまでで最大という規模、打ち上げられた花火が8,000発という数字にも、大船渡の皆さんの未来へ向かう期待が込められているようにも感じたのでありました。


花火の後、たまたま入った復興屋台村にて、地元のお祭り関係の方からいろいろとお話を伺う機会を得ました。


これまた、貴重な時間でありました。

東北人のひとりとして、この地で出来ることが、
私にもまだまだある気がしています。



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