仙台には、昭和チックというか不思議な感じの横丁がいくつか残っています。
しかし、そうした横丁も少しづつ変化があります。
仙台の中心部、一番町にある私の好きな「文化横丁」や「一弐参(いろは)横丁」も、昔はその周辺には大きな書店や、学生などが安い金額で観られる映画館、古本屋、それから多くの喫茶店、少し離れたところには不思議な宿屋などがあって、インテレクチュアルな感じと、少し猥雑な感じが独特の雰囲気を醸し出していたものでした。
20歳前後に体験していたそうした空気感は、ふとしたことで今でも思い出すことがあります。
一方、その頃、学生と言うよりはサラリーマン層が多く通っていた印象のあった「仙台銀座」。
全国にある「銀座」です(笑)。昔はかなりごちゃごちゃした印象でした。
最近、この仙台銀座の一角にある、もんじゃ焼きのお店を時々訪れることがあります。
昨夜も友人たち5人で鉄板を囲みました。
鍋を囲んだり、七輪を囲んだり、鉄板を囲んだり… 私の生活の中では、重要なアクセントになっています。 そこには必ず大切な「人」がいます。
このあたり、昔の仙台銀座とはちがって、ずいぶん空き地と言うか駐車場になってしまったところもありますね。
しかし、時代は変わっても、街の佇まいは変わっても、美味しい食べ物、人情や風情のある場所というものは、 人の記憶に残っていくものなのでしょう。
有り難し有り難し。
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