敬愛する友人であり兄貴のようにも思っているS氏のお宅にお邪魔して一献。
氏は、行きつけの魚屋に頼んだと、刺身を用意してくださっていた。
年に何度か、昼下がりから呑みはじめることがある。
昨日がそうであった。
「人生いろいろあるっちゃね〜」
「まずまず、呑むすかや」
二人とも世間や職場や家族のことなどから乖離した無防備な会話で盛り上がる。
下衆な話からアカデミックな話まで、そのベクトルは縦横無尽。
気がつくと夜は更けて、東京から来たという古書や古地図などにやたらと詳しい男がひとりテーブルに着いている。会話はさらに活性化していく。
目的が有るようで無いような、こんなミーティングが、たまには必要である。
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