先日のミュージカル「常長の祈り」を見に来てくれた高校時代の友人から「年末に山形でちょっと集まらないか」とのお声掛けをいただいた。場所は同級生の一人が経営する和食割烹料理のお店「わかしょう」 。
昨夜、山形駅からほど近いスズラン通りにあるその場所に集まったのは、わかしょうの親方含め、同級生が16名。
昭和55年のこと。
僕たちは、山形県立米沢興譲館高等学校を卒業した。
あれから34年の月日が流れ、集まってみれば、ある程度人生の紆余曲折を経て、それぞれ医者や大学教授、会社社長、学校教師、会社役員、支店長、海外駐在員など、社会的にも重要な職についている面々。
とにかく、ほとんどが違う業界に属しているメンバーたち。よって、よくある異業種交流会より、はるかに面白い話題が飛び交う宴席。本音トークですから(笑)
私の職業などは、彼らから見れば「色物」なのだが、それゆえに面白がってもらえるようだし、自分にとっても彼らの話は、興味深くかつ勉強になることこの上なし。さらに高校時代の思い出話にも花を咲かせつつも、当時と現在を行きかう話題とお互いの容姿の差分がこれまた面白い。
話題が食べ物になったとき「どうも仙台で食べる芋煮会の鍋は、未だに体にしっくりこない」と私がいうと、米沢から新幹線で駆け付けたK君が「ようし、では来年は米沢風の芋煮会をやるぞ、みんな河原に集まれ!」と叫んだ。
今までそんなことを感じたことがほとんど無かったけれど、同級生とか、同窓生って、なかなかいいもんである。
仲良きことは美しき哉。
というより
仲良きことは美味しき哉。
来年の秋、芋煮会が楽しみだ。
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