七ヶ浜国際村。
毎週ここにお邪魔しています。
稽古の合間のホールに座ってみました。
たまたま客席には私一人。
舞台の上にも、舞台袖にも、誰もいません。
し~んとした空間でした。
舞台の上に針が一本落ちても、大きな音として聞こえてきそうな静寂です。
そっと目を閉じてみました。
すると、瞼に浮かんできたのは、たくさんのお客さまが詰めかけて、満席となった会場と、舞台美術や照明…そこに子供たちの舞台衣裳の放つゴージャスな光に溢れたプロセニアム舞台。
賑やかな、そして華やかな光景です。なおかつ客席の私は胎内にいるような不思議な安堵感。
刹那の幻想でありました。
そして、再びそっと目を開けると、
もとの、し~んとした劇場であります。
まったく宇宙や地球の歴史に比べたら、我々の一生など、瞬くよりも短い時間であります。瞬くその一瞬のようなものなのでしょう。
そんなことを想いつつ、
私が舞台と関わる人生はもう少し続きそうです。
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