夕暮れが近づくころ、霧状の雨のなか車を走らせました。
向かったのは、仙台の北西部に位置する泉ヶ岳(いずみがたけ)の麓。「岳山コーヒー」という喫茶店です。
そこで行われた朗読とコンサート。
昨日は同じ時間帯に仙台の別会場で観たい舞台作品があったのだけれど、体を二つに分けることもできません。そこで、私たちは稽古場班も含め3班に分かれました。私の班はひとり(笑)。
梶賀センセや社員スタッフと分業(笑)で、こうしたコンサートや舞台を観ることがしばしばあります。
「観る」ことも、大切な私たちの仕事の一部でもあるのです。
さて、実のところ、「アイリッシュハープ」や「ライヤー」という楽器を生で聴いたのは、昨夜が初めて。
コンサートでは、広がりのある優しい響き、ライヤーの透明感あふれるサウンドが、会場となった店内を満たしていました。 ふと気が付けば、演奏を聴きながら、2年前に訪れた英国の夏の風景を思いだしている自分がいました。ちょうど、昨日の夕刻は、そのあたり外の空気感も似ているような気がして、少し懐かしいような心もちで。
一方、近頃は「エジソン以前の音楽」の楽しみ方に興味が沸いていたところでしたから、そういう意味でも、私にとってたいへん感慨深い時間となりました。
朗読をされた荒井真澄さんとは、その昔ミュージカルの舞台でご一緒したご縁がありました。また、アイリッシュハープ奏者で今回のご案内くださった月輪まり子さん、よき時間をくださったお二人に感謝申し上げます(^^)
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