2012年12月5日水曜日

昭和テイスト

米沢通いの最中にみつけた
「完璧な昭和テイスト」

カツカレーとナポリタン。


市内中心部にある老舗喫茶店「モカ」にて。

店内には、未だにTVゲームのテーブルが。
テレフォンボックスや、天井からつり下げられた丸いスピーカー
まるで30年以上前の世界に戻ったような雰囲気の店内。
写真の器も完璧ですよね。
このお店のすごいところは、これらの品々が、
意図的にそろえたものではなく「昔からここにあった物」であること。

そんななかで、味も完璧に昔と変わらない昭和テイスト。
その日は、しばし、高校生の自分に戻ったような錯覚で
感覚をリフレッシュしたあとに、稽古場入りしたのでありました。

しかし、未だにこの手の食べ物に目がないのは、
まだまだガキの気分が抜けきっていないのかしらん。


2012年12月3日月曜日

「Faith」米沢公演無事終了!

12月1日〜2日にかけて、伝国の杜ホール(米沢市)にて行われたミュージカル「Faith」〜未来をつむぐ実験室〜(作・演出・振付:梶賀千鶴子、音楽:榊原光裕、出演:伝国座、プロデュース:廣瀬純)。
おかげさまで、沢山のみなさまに支えていだきながら無事に幕をおろす事ができました。


3年前に米沢市ではじめて市民ミュージカルが誕生し、はじめて市民だけのキャストで上演されたこのミュージカル。
大正時代の米沢において、人造絹糸の研究に没頭し、製品化に成功した秦逸三(はた・いつぞう)博士を題材にしたミュージカルです。


タイトルの「Faith」は、「信義」を意味しています。それは歴史あるよねざわの風土と気概が作品全体に貫かれ、現在の帝人株式会社(テイジン)発祥の地となった大正時代の米沢から、現代の有機ELに至るまで、米沢名物もたくさん登場するお話です。
さらに、衣裳や舞台装置の随所に、米沢繊維協同組合(米織組合)のご協力で米織を使用させて頂くなど、贅沢なつくりとなりました。

当日一般公開の会場には、満席となる沢山のお客様がつめかけてくださり、大きな拍手と賛辞を頂戴致しました。


ちょっぴり残念ですが、このミュージカル「Faith」、地元米沢市での公演は、一旦今回で一区切りということになります。


しかし、来年3月には東京公演(サンパール荒川)が既に決定しています。
したがって、キャスト、スタッフ、実行委員会のみなさまは、休むまもなくすぐに東京公演に向けての準備がはじまります。


3年前に初めて、自分の生まれ故郷米沢で市民ミュージカルをプロデュースする事になりました。実はそのとき、果たして米沢という風土で、創作ミュージカルというジャンルが受け入れられるのかどうか、どの程度稽古に取り組んでいただけるのか、お客さまにちゃんと劇場においでいただけるのか…などなど、正直なところ不安でいっぱいでした。
しかし、それらは杞憂でありました。伝国座と名付けた米沢市民によるミュージカルグループは、この3年間で見事な成長を遂げてくれました。
文字通り「なせばなる」の上杉鷹山公の教えを体現してくださいました。


全く歌も踊りも芝居も初心者の米沢市民が集まって、ここまでの大舞台を務めてきた事については、伝国座の皆さんから言わせれば「梶賀先生のおかげ」ということなのでしょうが、決してそれだけではありませんよ。
客席から観ていて、米沢のみなさんの計り知れないパワー、そのポテンシャルをひしひしと感じた舞台でした。

一方、招待公演の回では、宮城県七ヶ浜町からミュージカルグループ「NaNa5931」の皆さんが、町のバスで30名以上お見えになり、 岩手県からは「みちのくミュージカルシアター」、仙台からSCSミュージカル研究所と、東北3県にまたがるミュージカルグループの交流会が実現した事も、 貴重な収穫となりました。


下の写真は、千秋楽のお客様をお見送りするキャストたち。


本日ご覧頂いたお客さま、いつかまた、この劇場で再会できます事を心から願っております。
キャストの皆さん、ほんとにお疲れさまでした。

最後に、この公演を成功に導いてくださいました、米沢市ならびに事務局を担当して下さいました米沢市教育員会文化課のみなさまにスタッフを代表して、心からの御礼を申し上げます。


2012年11月30日金曜日

米沢ラーメン番外編

目前に迫った「Faith」公演。
連日の米沢通いであります。
やっぱりラーメンが食べたくなります。
 
しかし、今回はちょっと変化球。
米沢市中心部にあるお蕎麦屋さん「弥平」さんの
とり中華そば」。
 
 
鳥中華そばは、天童の水車そばさんの一品が有名ですけど、こちらは、米沢独特のちりちり麺。
米沢生まれの僕ですが、米沢で鳥中華そばは、初めて!
 
お蕎麦屋さんのラーメンって、
和風のダシが効いていているせいか、
「中華」というには、いい意味での違和感があります。
言葉に出来ないうまさ。
日本人で良かったと思う一瞬。
 
仕事先で我々指導スタッフは、
ちょっとの時間を見つけては(時にはあえて時間を作り)
こういう美味しいものを貪欲に頂戴いたします。
 
 
なぜか「生きている」という実感。
ささやかな幸せを感じたのでありました。
 

2012年11月28日水曜日

よねざわおはりこーず

よねざわ市民ミュージカル「Faith」公演まで、あと3日。
昨日米沢は雪との情報を得て、峠道の状況を心配しながら夕方仙台から栗子峠へ向かいました。
幸い、路面は乾いていて順調に移動。
無事到着した稽古場は、役者、スタッフ共に熱気あふれる雰囲気に満ちていました。
 
 
白熱する稽古場の一方、忘れてならないのは、
稽古は勿論、本番でも舞台袖付近に待機し、
衣装の直しやフィッティングに大活躍の
米沢おはりこーず」。
 
 
主に、出演者のお母様方で構成されるおはりこーずは、
公演成功に無くてはならない重要なスタッフでもあります。
一保護者としての立場を超えて、こうして作品のためにご尽力頂いております。
本当にありがたく、頭が下がります。
今回の舞台には、米沢織物、通称「米織」も使用されていますよ。
米沢はラーメンばかりではなく、織物も有名なのであります。
 
おかげさまでチケットの売れ行きも好調のようです。
一般公開公演は12月2日(日)17時から、伝国の杜ホールにて。
 
当日ご来場の皆さま、舞台衣装もじっくりお楽しみくださいね。
 
 

2012年11月27日火曜日

仙台の街に初雪

今日は、今週唯一の米沢通いがお休みの日です。
移動がないと思うと、少し気持ちはゆったりです。
しかし、やる事はいつも無限にあるわけで…終日事務所でデスクワーク。

昨日は、日中七ヶ浜で打合せのあと、一旦仙台に戻り、米沢に向かいました。
工事による渋滞や事故による高速道路の通行止めなど、移動の時間がなかなか読めず、苦労しましたが、無事昨日の業務も完了。
深夜家に戻ると、友人からのメールの中に「明日は仙台も雪らしいよ」との一文。
昨夜の栗子峠(福島県と山形県の県境にある峠)は気温7度くらいと、かなり暖かかったので、雪といわれてもピンときませんでした。

ところが、一夜明けて目覚めると、外は時折ひゅ~~んと強い風。
体感温度はかなり低し。
お空の雲はあっという間に飛ばされて、青空がのぞいています。
ランチを食べに外に出たところ、その風にのって、白いものがちらほら
文字通りちらほらですので、写真では捕らえることができませんけど、ビルがどんどん出来てきて狭くなったお空から舞い降りてきます。


確実に晩秋から初冬へと季節は移っていくのですね。
豪雪地帯でもある山形県米沢市生まれの僕は、雪に対して「めんどくせ~」イメージばかりが先行してしまいます。雪の多い地方では冬は「克雪」という言葉があるくらい、雪のトラブルを克服するために雪と戦い続ける日が続く季節でもあります。
しかし、そんな雪国育ちの僕でも初雪って言葉には何か特別な色やロマンチシズムを感じてしまいます。

さあて、
今日は季節の移ろいを感じるアンテナを張って、
気持ちを少しゆったりさせる日にしよう。

心に栄養注入して、気持ちを整えたら、
今週末のミュージカル「Faith」の成功に向けて、スタッフと共に明日からの米沢通い再びがんばらねば!

2012年11月25日日曜日

米沢でラーメン

「伝国座」の稽古などで、ふるさと米沢にこれほど通っているのに、
まだまだ行った事のないラーメン屋さんはあるものです。

今日は、集中稽古の昼休み、スタッフとともに
五十番」という老舗ラーメン屋さんにお邪魔しました。

なんと、お店の出入り口近くには、
懐かしい「薪ストーブ」。
いい感じです。


オーダーしたのは勿論「中華そば」


それは、醤油味に縮れ麺、シンプルな具。
これぞ、ザ・米沢ラーメン
って感じの風格でテーブルに運ばれてきました。

味は、とても懐かしい、素敵な印象。
小学生の頃に、おじいちゃんに連れられて食べた中華そばの味を思い出しました。

しばしのノスタルジーのあと、
稽古場に戻れば、
もちろん、
本番まであと6日に迫った
ミュージカル「Faith」の集中稽古。


今日は舞台スタッフも加わり、
スタッフ、キャスト共に内容の濃い稽古が繰り広げられました。

2012年11月24日土曜日

雪囲い

来週、12月1日〜2日にかけて
山形県米沢市中心部、上杉神社となりにある
伝国の杜ホールにて
よねざわ市民ミュージカル
「Faith」が上演されます。

今日明日は、その仕上げの為の集中稽古であります。


朝9時から夜9時までの12時間稽古!

稽古場では、演出の梶賀先生から、
各場面の細かな確認と指導が行われています。

一方、伝国の杜ホールの外に目を向けると、
米沢のまちはすかっり初冬の装いです。

雪囲いって、ご存知でしょうか?
米沢は、東北でも有数の豪雪都市であります。
冬の間の雪の重みから、植木などの植物の枝折れなどを防ぐ目的で
毎年秋になると、写真のように植物たちに、独特の方法で囲いが施されます。
美しく、丈夫な雪囲いを施すためには、熟練した技術、くわえて、様々な条件に対応する経験と感も要求されます。


もみじの赤い色と、雪囲いの木の色、
そして、少し曇りがかった空の色。

それぞれの色とのコントラストは、
あぁ、僕はこういう気候風土に生まれ育ったんだ
という郷愁を誘います。

仙台に住み始めて30年以上。
帰省の際にたまに出会う、
こうした風景は、いつの頃からか、
何か自分の感性の原点をくすぐるようになっています。

ところで、意外に仙台人には知られていないのですが、
(伊達政宗公は、仙台生まれのようなイメージがありますが)
記録によれば、25歳ごろまでは、
米沢の城を拠点としていました。

ここ数年、仙台と故郷米沢を行き来し
舞台創りをしていくなかで、
いつか、その2カ所を結んでいけるような作品作りを手がけて見たいものだなぁ、
などと、ぼんやり考えはじめています。

ホールでは、子どもも大人も一緒になって
熱心な稽古が繰り広げられています。
その子供たちの姿に自分の少年時代がふと重なり
様々な思いが胸を去来してゆきます。

50数年の人生がふと、とても短いように感じられ、
自分の残された人生でなすべきことは…
などと考え、

しばし雪囲いの前に立ち尽くし
晩秋の米沢の風を感じていたのでありました。

2012年11月23日金曜日

12月23日(日)ライブやります!

JUN_harvestひさびさのライブ情報です!


「冬のあったかコンサート」
と題したステージ。

今回は
平成24年度 仙台市広瀬図書館・広瀬文化センター・広瀬市民センター共催事業
ということで、お招きいただきました。

心がポカポカしてくる歌声とバンド演奏を
皆様にお贈りいたします。

日 時 12月23日(日)13:15~14:15
会 場 広瀬市民センター2階 ミニステージとオープンスペース
費 用 無 料  
対 象 どなたでも 当日直接会場へお越しください。

【問い合わせ】

広瀬市民センター
電話 022-392-8405
〒989-3125
仙台市青葉区下愛子字観音堂5


【出演】JUN_harvest(ジュン ハーベスト)
ヒロセ 純(ボーカル・ギター)
サイトウ ミノル(ギター)
只野 展也(ベース・シンセサイザー)
黒瀬 理知(パーカッション)

【演奏予定曲目の一部】
 1.空を見上げて
 2.どんぐりと山猫
 3.Good bye my town
 4.KIZUNA 他


みんな、待ってるよ~!


2012年11月21日水曜日

いずれにしても、しっかり、きっちり、汗をかく

衆議院の解散を受けて、やおら巷は選挙のことで騒がしくなってきました。
日ごろ、ほとんどテレビを見ない僕も、ニュース番組を見るために、帰宅後TVをつける日も出てきました。

舞台や音楽を通じて、言ってみれば「夢を売る」ような仕事をしている人間からすれば、政治のことなど、無関心でいいように思われがちです。しかし、この国で生まれ、この国で育ち、この国で活動している以上、国の行く末に無関心で居るわけにはいきません。
愛する人やこどもたちを守るためにも、国の状況は気になります。それに、
愛情の反対語は無関心」なんて言いますものね。

そんなわけで、関心を持って、政治家の皆様の言葉を聴いていると、どうも気になることが出てきました。
それがタイトルに示した言葉です。

しっかりと○○をやっていくことが重要です」
きっちりと行っていく必要があります」
「みなさまと共に汗をかきたいと思います」

どれも、僕にとって何となく違和感のあることば使いです。
そうした言葉を多く使う人の話には具体性の無いことが多いように感じます。
つまり、今まで、
しっかりしていない、きっちりしていない、汗もかいていない
そんな風に聞こえるのは僕だけでしょうか?
政治家たるものの使うことばにしては、なにかしら品格の欠如した言葉に聞こえてきます。

それから、
いずれにしても」ということば。
一見、直前の話題が論理的に聞こえてくるような錯覚に陥りますが、
気をつけなければなりません。
この言葉を使う人の演説の内容のほとんどは、「いずれ」が何を指すのか分からないような内容です。

まぁ、そんなふうにいちゃもんつけながら、TVやラジオでの政治の話題に興味を持つのも、持たないよりは、よいのかな、と思う今日この頃です。

少しでも興味があるというのは愛情の表れ、ですから。

2012年11月19日月曜日

おかげさまでの大盛況、そして感謝。

おかげさまで、七ヶ浜国際村
パフォーマンスカンパニー公演
「ゴーへ」が無事に幕を閉じました。
単独2日間公演としては、これまでの最高観客動員数を更新。


当初予定の3公演の客席チケットは売り切れ、急遽直前になって決定した追加公演も短い宣伝期間にも関わらず販売数は8割近くまで達する盛況ぶりでした。

千秋楽の幕を閉じた夜、事務室にてアンケートの集計を見ながら、お客様の暖かい励ましのお言葉に、心から感動し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
地元宮城県はもとより、東北、関東、東海、関西の各地方から実にたくさんのお客様が駆けつけてくださって胸が熱くなる思い。

沢山のお客様の声や、アンケートに残された熱い応援メッセージ。
それは、出演したメンバー、子どもたちはもちろん、我々スタッフにとっても、
今後の活動や復興活動の大いなる励みとなるものでした。
励まされる私たちの方が「言葉にならない」ほど、感謝の気持ちでいっぱいになった素晴らしい2日間でした。


上の写真は、初日応援に駆けつけてくださった、よねざわ市民ミュージカル「伝国座」のみなさまと、お隣の塩竈市を拠点として活動する「塩釜夢ミュージカル」のメンバーの方々との記念撮影の模様。
各地で活躍するミュージカルグループとの交流も深める事ができました。
また、最終回には、名古屋からこの夏の名古屋公演でお世話になった実行委員会のみなさまもおいでになりました。
公演終了後、バスで名古屋までお戻りになるという「弾丸ツアー」での応援部隊。
この他、すべての団体企業のみなさまはご紹介できませんが、全国各地からのほんとにたくさんのみなさまのご声援に、胸が熱くなりました。

この場をお借りして、お客さまはじめ、この公演を成功に導いて下さいました関係各位に、出演者、スタッフを代表し心から御礼申し上げます。

これからも、七ヶ浜から舞台芸術や音楽を通じたメッセージを発信し続けたい、微力ながらそのお手伝いをやり続けて行きたいと強く感じました。
まさにタイトル通り、
「ゴーへ」(go ahead)
 なのであります。