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2024年3月12日火曜日

昨日は、2時46分にSCSミュージカル研究所のお稽古場で、有志の研究生たちと黙とうを捧げました。

一昨日は、宮城県七ヶ浜町にある七ヶ浜国際村ホールでSCS心の復興ミュージカル『忘れたい忘れない』を上演しました。ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。

(ちょっとネタバレですが)作品中、演出でホリゾント幕を開けお客さまに七ヶ浜の海を見ていただきました。

何度も泣けた、という感想を多くのお客さまに頂戴しました。



涙は、心を癒すお薬です。


2021年7月26日月曜日

有難うございます。無事に『梵天丸』上演完了

 おかげさまで昨日ミュージカル『梵天丸』上演無事終了いたしました。

本来であれば、昨年上演予定であった創立30周年記念公演。1年遅れましたが、私どもSCSミュージカル研究所の上演継続の趣旨にご賛同いただき支えてくださいました全ての皆さま、こうした状況のなかでも劇場までおいで下さいましたお客様に、この場をお借りして、心から御礼申し上げます。

感染症対策を施しながらの上演は、コロナ前の公演よりも多くの労力を時間を要します。最後の1分1秒まで気を緩めず、ご尽力いただきましたスタッフの皆さま、キャストの皆さまにも心から御礼申し上げます。

コロナ対策で客席は半分にしておりましたが、こうした状況のなかでも劇場までおいで下さいましたお客様、ほんとうにありがとうございます。

写真は2枚ともゲネプロ(最終リハーサル)で私がスマホで撮影したものです。

 



照明の塚本悟先生と演出の梶賀千鶴子先生。劇団四季時代から数えるとおよそ50年になるという、現役バリバリの名コンビです。

尚、舞台写真はSCSミュージカル研究所のインスタグラムでご覧になれます。(下記)

https://www.instagram.com/scsmusical/


2020年1月29日水曜日

忘れたい、忘れない

9年前の3月11日に、私たちの住む場所は突然「被災地」となり、私たちも「被災者」となりました。

忘れたいことも沢山あります。
忘れないでいたいことも沢山あります。

だから、10回目の春がくる前に、私たちは、
初めてこの作品をあの日から突然津波被災地となった町で上演します。
同じ師匠のもとにミュージカルと言う分野を共有しながら
被災地で育ってきた仲間とともに。



願わくは、一人でも多くの方に10度目の春を迎える被災地とそこで生まれている新しい舞台作品をご覧いただけますことを。


2019年11月19日火曜日

『でえぎの涙』無事閉幕

おかげさまで、七ヶ浜町でのNaNa5931によるミュージカル『でえぎの涙』(作・演出・振付:梶賀千鶴子、音楽:上田亨、照明:塚本悟、プロデュース:廣瀬純)は、大盛況のうち無事に幕を下ろすことができました。
ご来場のお客様はじめ、このミュージカルに関係したすべての皆さまにこの場をお借りして、ここからの感謝を申し上げます。

公演の模様は、七ヶ浜国際村のフェイスブックページにも掲載されていますので、ぜひ覗いてみてください。

さて、毎年のことなのですが、各回会場の5分前には七ヶ浜国際村のエントランスホールにて、出演者たちが、お客様を劇場へとお誘いする「ウェルカム・パフォーマンス」が行われます。


パフォーマンス後の元気な出演者たちにいざなわれて、皆さんが劇場へと向かうコリドーには、こんな装飾も。


国際村職員の皆さまの力作デコレーションが、ミュージカルの雰囲気を盛り上げます。


これは、ほんの一例ですが、ほんとうにここには書ききれないぐらいのたくさんの方々のお力添えで、七ヶ浜国際村ミュージカルは成り立っています。

最終日には今年も東京から「寿司屋の宮城野」さんがボランティアで、子どもたちにお寿司を振る舞いにおいで下さいました。
東日本大震災後、日本生命様のご支援により実現した2012年の「『ゴーへ』日生劇場公演」でのご縁以来ずっと続いているご支援です。


出演者の子どもたちも、からだじゅうで感謝の歌を歌って御礼を申し上げました。

2018年11月19日月曜日

七ヶ浜ミュージカル『Re:born』

ほんとうに美しい時間でした。
一瞬にして現れたホリゾントの向こうには、
穏やかな海と、高台移転が完了した新しい住宅地が見えていました。



七ヶ浜町内外から沢山のみなさまのご来場賜りましたこと、
心から感謝申し上げます。

2018年9月3日月曜日

『キャッツ』のこと

今日出張先から事務所に戻ると劇団四季さんから情報誌「ラ・アルプ」が届いていました。
表紙はミュージカル『キャッツ』(=^・^=)


今回の東京公演チケットを入手した幸運な友人たちの何人かはすでに今回の新しい専用劇場での『キャッツ』を堪能してきたようです。
皆興奮した口調で感想を述べていましたが、かくいう私も幸運なことに先月鑑賞する機会に恵まれました。とにかくそれは一言では言い表せないあらゆる面で圧倒的な舞台。キャストは日本最高レベルの方々と言って過言ではありません。そして、何よりも観客全員を楽しませるエンターテイメント性の高い仕掛けがあちこちに見受けられて、客席に居る私はあっという間に『キャッツ』の世界に引きずり込まれました。

思い起こすと『キャッツ』に関しては、1988年に私が梶賀千鶴子センセと仙台で出会った頃にキャッツの『オーバーチュアー』を聴く機会があり、何か今までに触れたことのない音楽のように感じ、衝撃を受けた記憶があります。
なんとその5年ほど前に梶賀センセは『キャッツ』日本語版初演の演出補をされていたことを後になって知るわけですが、最近SCS事務所で古い資料の整理中に35年前の初演(1983年)パンフレットを見つけました。

日本初のミュージカル専用劇場でかつロングラン公演を成功させた当時のパンフレットを開いてみると、スタッフが記してあるページがありました。


これをみると劇団四季代表の浅利慶太先生から数えて梶賀センセは3人目にクレジットされていますね。2番目は(公社)日本照明家協会前会長の沢田祐二先生。初演時メインスタッフの中でも、大変重要な位置で梶賀センセが活躍されていたことがうかがえます。

しかしながら、現実のセンセは、とにかく猫好き、キャッツ大好き。劇場に近づくにつれ「楽しみだねえ、楽しみだ」と何度もつぶやき、はしゃぎ気味。専用劇場の中へ入るとグッツを買いまくり、『キャッツ』を知り尽くしている立場でありながら、客席ではまったく一般客と同じように声をあげて楽しんで鑑賞されていました。


センセいわく、なんでも1981年のロンドン初演を観たあと浅利慶太先生に「『キャッツ』を四季でやりましょうよ」と申し出たところ「この猫キチ(笑)が」と一笑に付されたんだとか。しかしその後、劇団四季が『キャッツ』を手がけることなり、日本のミュージカル界においても大きな出来事となったことは皆さまご承知のとおりであります。

とにかくセンセは今でもかわらず猫好き。スタッフが気づいたときにはすでに遅く、事務所の壁や棚などいたるところにねこちゃんの写真やイラストが所狭しと貼り付けてあります。

2018年8月3日金曜日

『時代の裂け目に鬼が出る』公演写真4/4

『時代の裂け目に鬼が出る』公演写真 4

先週末2日間にわたり上演いたしましたSCSミュージカル研究所本公演『時代の裂け目に鬼が出る』(作・演出・振付:梶賀千鶴子、作曲:ヒロセ純、音楽監督:サイトウミノル、出演:SCSセレクション、演奏:SCSミュージカルオーケストラ)の公演の様子を、4回に分けてご紹介いたします。お楽しみください(^^♪(撮影:柏谷潔氏)

両日とも沢山のお客様においで頂きました。この場をお借りして心から御礼申し上げます!

尚、このブログに掲載している写真の無断転載ならびに転用は著作権法により禁じられておりますのでご注意ください。









『時代の裂け目に鬼が出る』公演写真3/4

『時代の裂け目に鬼が出る』公演写真 3

先週末2日間にわたり上演いたしましたSCSミュージカル研究所本公演『時代の裂け目に鬼が出る』(作・演出・振付:梶賀千鶴子、作曲:ヒロセ純、音楽監督:サイトウミノル、出演:SCSセレクション、演奏:SCSミュージカルオーケストラ)の公演の様子を、4回に分けてご紹介いたします。お楽しみください(^^♪(撮影:柏谷潔氏)

両日とも沢山のお客様においで頂きました。この場をお借りして心から御礼申し上げます!

尚、このブログに掲載している写真の無断転載ならびに転用は著作権法により禁じられておりますのでご注意ください。









『時代の裂け目に鬼が出る』公演写真2/4

『時代の裂け目に鬼が出る』公演写真 2

先週末2日間にわたり上演いたしましたSCSミュージカル研究所本公演『時代の裂け目に鬼が出る』(作・演出・振付:梶賀千鶴子、作曲:ヒロセ純、音楽監督:サイトウミノル、出演:SCSセレクション、演奏:SCSミュージカルオーケストラ)の公演の様子を、4回に分けてご紹介いたします。お楽しみください(^^♪(撮影:柏谷潔氏)

両日とも沢山のお客様においで頂きました。この場をお借りして心から御礼申し上げます!

尚、このブログに掲載している写真の無断転載ならびに転用は著作権法により禁じられておりますのでご注意ください。









『時代の裂け目に鬼が出る』公演写真1/4

『時代の裂け目に鬼が出る』公演写真 1

先週末2日間にわたり上演いたしましたSCSミュージカル研究所本公演『時代の裂け目に鬼が出る』(作・演出・振付:梶賀千鶴子、作曲:ヒロセ純、音楽監督:サイトウミノル、出演:SCSセレクション、演奏:SCSミュージカルオーケストラ)の公演の様子を、4回に分けてご紹介いたします。お楽しみください(^^♪(撮影:柏谷潔氏)

両日とも沢山のお客様においで頂きました。この場をお借りして心から御礼申し上げます!

尚、このブログに掲載している写真の無断転載ならびに転用は著作権法により禁じられておりますのでご注意ください。









2018年6月2日土曜日

ひめさゆり

7月末のSCS本公演(@電力ホール)の準備は着々と進められているところですが、その一環として昨日「ひめさゆり」という花の取材に関係者3名で出かけました。
場所は山形県の大江町と朝日町。


ヒメサユリは大変貴重な花で、絶滅危惧種にも指定されています。
東北地方の南部などの亜高山帯に自生していて、芽が出てから花が咲くまで5〜6年かかると言われています。

非常に可憐なピンク色の花。


今度のSCSミュージカルでは、この可憐な花がどんな形で取り上げられるのか、どうぞご期待下さい。

因に取材の帰り道、しっかりと朝日町の「りんご温泉」でリフレッシュさせて頂いたことは言うまでもありません(笑)





2017年11月5日日曜日

一針の愛

 現在リハーサルが進行中の七ヶ浜ミュージカル『どこでもないここ』(作・演出・振付:梶賀千鶴子、音楽:上田亨、ヒロセ純)は、衣裳もすべて手作りです。
製作を担当しているのは、17年前に梶賀先生が命名した「七ヶ浜おはりこーず」の面々。七ヶ浜ミュージカルの出演者ご家族で構成されています。おはりこーずの面々は洋裁や和裁が出来なくてもOK。チケットもぎり役、パンフレット渡し役、客席案内役、そのほか力仕事とか…サポートして頂ける範囲で、ミュージカル作りに参加して頂いております。

おや、どこからかミシンの音が漏れ聞こえてきます。
音のする部屋のドアを開けてみましょう。

ご覧下さい。
七ヶ浜国際村の一角に設けられた「おはりこーず部屋」。


こちらは裁断専用スペース。


出演者のお稽古時間、ずっと「おはりこーず」の活躍は続いています。
作品に、そうして出演者に、
我が子の衣裳であろうがなかろうか、分け隔てなく
一針一針、愛を紡いでくださっています。
衣裳も大切な創作ミュージカルの一部です。


舞台にこそ立ちませんが、「おはりこーず」は間違いなく
七ヶ浜ミュージカルの影の大役者なのであります。