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2021年2月23日火曜日

週末は発表会

今週末は、よねざわ市民ミュージカル「伝国座」の年度末成果発表が行われます。

伝国座は2009年に米沢市で初めて誕生したミュージカルグループ。名前の由来などは別の機会に譲るとして、創立以来小生は(たまにこのブログでも触れてきましたが)プロデューサーとして関わり地元米沢の皆さんとともに活動を続けてまいりました。

しかし、今年度はご承知の通りのコロナ禍。前年までとは状況が一変しました。一時的に活動がストップしてしまいました。春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が過ぎて、私たちが伝国座でのお稽古を始めることが出来たのは11月でありました。

そんな状況にも関わらず、このたび、伝国座の皆さんの情熱と米沢市の文化課の皆さんや米沢上杉文化振興財団の皆さまのご尽力により、実際の舞台を使用しての発表会が行われることになりました。もちろん感染防止のガイドラインに則り、万全の対策を施しての挑戦です。

今週も、私たちは雪の米沢へと出向き、伝国座の皆さんの活動サポートを行いました。


ステキな新調衣裳も出来上がっていました。

劇場の灯を消さないために、私たちにできることを日々考え続けながらの挑戦です。


2020年11月1日日曜日

そろりそろりと

あっという間に11月。
今年も残すところ…なんてフレーズが聞こえてくる季節に突入です。

さて、今週はコロナ禍で、まったくレッスンや指導ができていなかった米沢のミュージカルグループ「伝国座」のお稽古は、関係の皆さまのご尽力により、一昨日ようやく再開にこぎつけました。





消毒やマスクなど基本的なことはもちろん、広い会場で、換気や間隔を保った状態でのお稽古です。まずは、なまった身体を戻していくことから。

そろりそろりと、
現状出来うる最大の安全確認をしつつ、
前に進みます。

2018年10月1日月曜日

ありがとうございます。無事終了。

帝人株式会社100周年記念米沢イベントのなかでご披露いたしましたミュージカル。満場の拍手を頂戴して無事に終えることができました。


1918年、米沢に誕生した帝国人造絹糸(現在の帝人)によって、絹糸の代わりになる人工の糸、日本初の人絹(ビスコース法レーヨン糸)が生まれ、事業化された。その設立者の一人、秦逸三(はた・いつぞう)を軸に描かれたミュージカル『Faith』。
今回の上演を通じて、私もあらためて大正時代の米沢とその風土に思いをはせる機会を頂きました。

出演は、米沢のミュージカルグループ「伝国座」。





オープニングナンバーの『オーヴァーチュア―』から早速会場に拍手が沸き起こり、また終演後は沢山のメンバーがお客さまから「感動した」「美しかった」「すごい」などとお褒めの言葉を頂いておりました。

そうしたお客さまからの言葉が私たちの活動の源です。

関係のすべての方々に厚く御礼申し上げます。



2018年5月20日日曜日

座員によるレクチャー

一昨日、米沢のミュージカル劇団「伝国座」のお稽古場にて。

実は先月のお稽古時間に、私がある宿題を出しました。それは「横隔膜のはたらきを、小学1年生の子どもにもわかるように5分以内でレクチャーせよ」というもの。
宿題を題した相手は伝国座メンバーのSくん。
看護師の資格を持つSくんは、実に真摯な取り組みをしてきてくれました。
なんと、宿題を紙芝居風に宿題をまとめてきてくれたのです。


ミュージカルでは、歌とダンス、そしてお芝居の三要素がバランスよく表現されていなければなりません。その表現力を支えるのが呼吸、そして声です。
横隔膜はミュージカルの舞台に立つ者にとっても、鍛えるべき非常に重要な部分です。

Sくんのレクチャーは、そんな横隔膜の重要性を医学的な根拠に基づきつつも分かりやすく、とても素晴らしいものでした。お稽古は、突き詰めていくと、様々な分野の学問とも有機的に結びついていることがわかってきます。

「座員による座員の為のレクチャー」。

なかなか新鮮でした。
私も大変勉強になりました。
機会があれば、またお願いしたいと思っています。


2018年3月17日土曜日

『ゆきんこのんちゃん』

米沢の雪もだいぶ溶けましたね。
春の宵を「伝国座(でんこくざ)」の愉しい舞台でお過ごしになりませんか。
『ゆきんこのんちゃん』(作:梶賀千鶴子)。
約30分のミニミュージカルです。
入場無料!
皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げておりま~す。

(写真:先週のお稽古場にて)

■日時:3月20日(火)19:00
■場所:伝国の杜ホール(山形県米沢市)
■主催:米沢上杉文化振興財団(Highlights info row image0238-26-8000)

2018年2月19日月曜日

伝国座のお稽古場にて

先週の金曜日は翌日の吹雪の前の静けさだったのでしょうか。ミュージカル劇団「伝国座(でんこくざ)」の指導のために仙台(宮城県)から米沢(山形県)までの道のりは全く雪の影響もなくスムーズな移動でありました。(翌日の降り方はこのひとつ前のブログ記事のとおりですが)そんな金曜の夜。米沢のお稽古場では、3月に彼らが参加するイベントに向けたお稽古、並びに年度末の成果発表会にかかわるお稽古が進行しておりました。

台本や音楽はそれぞれ私どもSCSミュージカル研究所から提供しています。私たちはその稽古の進行状況を拝見する役割です。さすがは昨年ミュージカル『梵天丸』を成功させた伝国座の皆さん、その真剣な取り組みで、新人さんや子供たちのダンスや演技レベルが向上していることに感心しました。

しかし、プロの目は厳しい。梶賀先生はじめ指導者からは各場面や各人に対しての駄目だしも。「駄目だし」というのは、平たく言えばアドバイスのことなのですが、舞台人には比較的浸透している言葉のようです。梶賀先生曰く「その昔(1970年代初頭の劇団四季稽古場)私が『駄目だし』、『駄目直し』なんて言葉を役者たちに使っていたら、いつの間にかみんなその言葉を真似するようになったわ」とのこと。 ひょっとすると駄目だしという言葉の発祥は梶賀センセかもしれませんね。


その「駄目」という言葉。もともとは、囲碁の世界で使われていたようですね。近頃は囲碁やらオリンピックやら勝負事のニューズが世間をにぎわしています。舞台づくりの世界でも、ちょっと勝負の世界の香りがする言葉が使われているということでしょうか。

そんな厳しい時間を経てきた今年度の伝国座稽古場を想起させる 
「伝国座平成29年度成果発表会」が
3月20日(火)の夜に伝国の杜ホール(米沢市)
で開催されます。
伝国座のレパートリーから構成されるミニミュージカルショー。

入場無料、どなたでもご覧になれます。
近くなりましたら、またこのブログやSNSなどでお知らせいたしますね。
お近くにお住いのみなさん、ぜひ彼らの素敵なミュージカルづくりの活動をご覧ください。

2017年5月24日水曜日

大入り

お陰さまで、米沢でのミュージカル『梵天丸』公演、無事に終了いたしました。
米沢に通いはじめてから、気が付くと9年も経過していました。

公演は大盛況。


満席となったことから、出演者やスタッフに主催者から縁起ものの「大入り袋」が渡されました。


山形新聞、米沢新聞と、連日地元新聞の記事にもしていただき好評をいただきました。
この場をお借りして、主催者、スタッフ、出演者、ご家族、関係各位に心から御礼申し上げます。

2017年4月9日日曜日

米沢のお稽古場にて記者発表 ~梵天丸めぐって その③

先週末、ミュージカル『梵天丸』のお稽古場にて記者発表会が行われました。
別室で行われた会見に続いて、ホールでは各マスコミの方々に、引き続き公開稽古を取材していただきました。


伊達政宗(梵天丸)役に予定されているT君に記者の方々がインタビュー。
ちょっとしたスターさんのようですね。


音楽も続々と仕上がってきて、稽古場のボルテージは日に日に増しています。


2017年2月27日月曜日

ミュージカル『梵天丸』チラシアップ! ~梵天丸をめぐって②

五月に、梵天丸(伊達政宗の幼名)生まれ故郷の米沢で、その名もズバリ、ミュージカル『梵天丸』(ぼんてんまる)上演いたします。

日 時:2017年5月20日(土)17:30 21日(日)14:00
会 場:伝国の杜 置賜文化ホール(山形県米沢市)

作・演出・振付:梶賀千鶴子
音 楽:上田 亨
出 演:よねざわ市民ミュージカル伝国座+SCSミュージカル研究所選抜キャスト
プロデュース:廣瀬 純

チラシが出来ましたのでご紹介いたしますね。





チケットのお問い合わせは、
米沢上杉文化振興財団 0238-26-2666 まで



2016年8月24日水曜日

不意に

先週末の米沢。
よねざわ市民ミュージカル「伝国座」のお稽古場には、梶賀センセの姿がありました。
本来の指導日ではないのですが、メンバーにしてみればセンセが稽古場に「不意に」訪れたかたち。


しかし、センセがいらっしゃらないお稽古場でも、伝国座の皆さんは、しっかりとレッスンプログラムを進行していてくれました。あたりまえのことと言われればそうなのですが、さすがです。
こうした日々の精進は、ゆるやかに、しかし必ず良い変化を生み出していくものです。

Practice makes perfect.

ですね。

あ、蛇足乍ら、この場合のperfectは形容詞で「完全な」「申し分のない」「正確な」などという意味。「完璧」「完全」という意味での名詞形は " perfection " ですね。 したがって日本語のことわざと対応させて「習うより慣れろ」などと訳されますが、あえて直訳すれば「練習は最高の状態をつくる」といったところでしょうか。先日まで不肖ヒロセ純、文法的に少々誤解をしておりました(笑)。私も日々精進、日々勉強の修行の身であります。

2016年7月9日土曜日

夢の時間

舞台作品プロデュースの仕事では、新作に携わるたび様々な分野の情報や知識が必要とされます。浅学の身ゆえ、そのたび素直に勉強するしかありません。


すると、時おり未知の世界への扉がちょっとだけ開いて、果てしなく「知りたい欲望」が広がってゆきます。
実は、こうした勉強は、学生時代のような「苦」ではなく、密やかな愉しみでもあるのです。

今日は、調べものもあって、宮城県図書館にお邪魔しました。
丁寧に対応してくださった司書のかたの、プロフェッショナルぶりに驚嘆。

嬉しくワクワクする収穫が沢山ありました。
調子にのって資料とにらめっこしていると、あっという間に日が傾きかけてしまいました。そこで、貸出し可の本をお借りすることに。

今夜はお借りしてきた貴重な本たちと、夢の時間を過ごします。


2016年7月8日金曜日

基本の再確認

米沢に来ています。
よねざわ市民ミュージカル『伝国座』のお稽古場です。

昨日は七ヶ浜、今日は米沢。東へ西へと、我々はまるで旅芸人のような我々。
ハンドルを握りながら、旅芸人一座のSCS正指導員A君に、連日の現場を頑張ってもらうためにと、たどり着いたは、「山大前やまとや」。


ここでの基本は「特製野菜炒めラーメン」であります。
あ、これはあくまでアタクシの個人的な基本、ですが。
あ、A君をダシにして、これを食べたかったのは不肖ヒロセ純であったことは内緒です。

と言うわけで、A君には、やる気と元気を充満していただき、稽古場に突入!

今日は「基本」に立ち返るお稽古が展開されています。
伝国座のメンバーは、この夏から秋にかけてイベント出演が目白押し。売れっ子ですねぇ。しかし、こんな時こそ大切なことがあります。すなわち「慣れてしまう以前の自分に立ち返る」こと。
短い時間での出演依頼に対しては、これまでに、いくつかのレパートリーやバリエーションを経験している彼らですが、人間誰しも「慣れ」というものが出るものです。

稽古場には、先日のオーディションで仲間に入った新人さんたちも交じっています。経験も年齢も様々な現場です。基本を丁寧に確認することは、一石二鳥なのでありました。


繰り返し繰り返し、稽古場では、梶賀センセとA君による「基本」動作の再確認が行われていました。


新人さんもベテランさんたちも、大汗かいて、大きな声と、大きな笑顔。
この夏の各イベントでも、お客さまから大きな拍手を頂けますように(^^♪



2016年6月17日金曜日

『梵天丸』をめぐって①

米沢で生まれ、地元の高校を卒業して仙台に来たのが、18歳。
あれから37年。(ちょっと何某芸人風フレーズですな)
今や、米沢弁より仙台弁のほうが自由に操れます。

さて、そんな私が仙台に住んでいて感じる不思議なことのひとつは、伊達政宗公が生まれたところが米沢(山形県)だということを意外に仙台の人たちは知らないということです。一方、私が生まれた米沢では上杉家一色で、伊達家に関することは、ほとんど耳にすることがありませんでした。
どちらも、地元の人々が生活する上では、なんの問題にもならないことですから、仕方ないかことかもしれません。

しかし、仙台市博物館の「年表で見る伊達政宗の一生」というページをご覧いただいてわかるように(下記URL)
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/syuuzou/date/04.html
伊達政宗公は、25歳で岩出山(現在の大崎市)に移るまで、米沢に城を構えていたのです。

戦乱の世での25歳です。すっかり政宗公の人格形成は確立していたといっても過言ではないでしょう。そのことを知って以来、私は、あの山に囲まれた土地、米沢。1年の半分近くが雪で覆われる土地、 あの風土で育った政宗公の精神、そこで培われた伊達政宗公の人間性にとても興味が沸いたのでした。

実は、来年、その米沢で、政宗公の米沢時代に思いを馳せるミュージカルをプロデュースさせていただくことが決定しました。長年の想いを舞台づくりを通じて、さらに深めることができる機会を頂きました。
現時点でのプロジェクト名は『梵天丸(ぼんてんまる)』。梵天丸とは、政宗公が元服のときまで名乗っていた名前です。


 (写真は、先週米沢のお稽古場で見せて頂いた地元「山形新聞」の記事)

主催は米沢市。米沢市では5年ぶりに創られる新作ミュージカルです。
台本と演出は梶賀千鶴子先生、音楽は上田亨先生にお願いすることが決定しています。

そして、出演する「伝国座」のオーディションは、いよいよ来週、6月26日(日)。

『梵天丸』についての情報は、このブログでも、引き続き発信して参りますね。従って今日のブログ記事は①としておきましょう。

 尚、米沢のミュージカルやオーディションに関するお問い合わせ先は下記のとおり。

■米沢市教育委員会文化課
TEL:0238-21-6111(内線7520、7521)
FAX:0238-21-6020
E-mail:simin-musical@city.yonezawa.yamagata.jp

■伝国の杜 置賜文化ホール
TEL:0238-26-2666
FAX:0238-26-2660
E-mail:welcome@denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp


2016年6月16日木曜日

リハーサル

昨日は来週行われるコンサートのリハーサルを行いました。
ピアノダイニングTSKというお店をお借りして。
仙台でもトップクラスのミュージシャンお三方に、安室夏のボーカル。
今回の構成は、ジャズミュージシャンが、ミュージカルナンバーを演奏するというちょっぴり実験的な試みながら経験豊富な皆さんの力をお借りして、かなりよい感じに仕上がりつつあります。



不肖ヒロセ純は、ミュージカルナンバーのエピソードなども交えながら、ナビゲーター役を務めさせていただきます。
コンサート当日は、ミュージカル劇団『伝国座』や、賛助出演として安倍大夢(SCSミュージカル研究所)、廣瀬奏(2012アニーズ)も登場いたします。
米沢の皆さん、待っててね~。

『Musical Songs Medley』
お問合せ:伝国の杜 0238-26-2666







2016年4月29日金曜日

雨ニモマケズ

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
季節外レノ寒サニモマケズ…
本日から始まる「上杉まつり」。よねざわ市民ミュージカル「伝国座」のメンバーは、生き生きと元気なパフォーマンスで、その開幕祭に華を添えてくれていました。


とんぼ返りでしたが、仙台からクルマを走らせ、米沢まで急きょ伝国座のこのイベント出演の応援に行ってみました。が、しかし、5月になろうとする時期とは思えない気温。吐く息が白くなっていました。 なんでも青森のほうでは積雪があったりしたとか。
そんな中、ご声援くだっさったお客様、ほんとうにありがとうございます。

今日の寒さとはうらはらに、このあと今年の伝国座は次回作に向けての熱い展開が待っています。
詳細は、このブログでも随時ご紹介して参りますね!

2016年1月16日土曜日

16

あっという間に1月も半ばを過ぎ16日ですね。
数字を並べると16。今は2016年ですから、も一つ並べると1616。
ちょうど400年前の年号になります。

オヤジ的には1616を「いろいろ」と語呂合わせで読んでみたくなります。
年表によれば今年はシェイクスピアや徳川家康の没後400年にあたるそうです。シェイクスピア(1564-1616)の生没年を「ひとごろしもいろいろ」なんて語呂合わせで覚えたのは、遠い昔の記憶。そういえば、私たちが『常長の祈り』というミュージカルをつくったときに登場人物としてでてきた支倉常長や伊達政宗もこの時代に生きた侍ですね。

さて、一昨日は、七ヶ浜国際村でのお稽古。先週からレッスンは始まっているのですが、指導員がそろったのは今週からで、実質的な稽古はじめ。
国際村のセミナールームの一つでは昨年11月に上演したミュージカル「ゴスタン」の写真展も開催されていました。
七ヶ浜町の舞台芸術育成事業として位置付けられているNaNa5931を含む「七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニー」は、今年で活動開始から15年目。そして津波の被害を受けた町は、間もなく震災から5年目を迎えようとしています。

400年前の歴史と関連付けるならば、まさに今年は新しい時代がはじまる年といえるかもしれません。


一方昨夜、我々SCSスタッフは山形県へ移動。米沢市に拠点を置く「伝国座」のレッスンはじめを行いました。まだ全員揃わないものの、開始時間が近づいて、一部のメンバーがストレッチを始めると、大学受験生のメンバーがひとり現れました。(写真右手の一角)


あれ「明日はセンター試験じゃない?」とセンセ。
どうやら、試験前に梶賀センセのお顔を見ると縁起がいいらしい。
ジンクスにもいろいろあるようです(笑)
これできっとうまくいくね。

受験生がんばれ~!


2015年12月14日月曜日

伝国座も師走

毎月通っている山形県米沢市にあるミュージカル劇団「伝国座」のお稽古場。
今月は、社会福祉施設の慰問やイベントへの出演が目白押し。
先週金曜日のお稽古場でも、メンバーが、そのためのお稽古に汗を流していました。


一方、米沢では米沢独自の「紅白歌合戦」が地元有志の皆さんたちの手によって開催されることになっています。
こちらもにも「伝国座」は、出演予定です。

お近くの方、お時間のある方は是非応援においでください。チケットは残りわずかとなったようですので、お急ぎくださいませ(^^♪


(チラシはクリックで拡大してご覧になれます)

2015年12月3日木曜日

風土

米沢有為会(よねざわゆういかい)という全国組織があります。ホームページによれば「米沢地方(置賜)の奨学育英、産業・文化振興と会員親睦を目的とした出身者、在住者による会員制・公益社団法人です。」とあり不肖ヒロセ純もその会員にさせて頂いていることから、復刊第65号の会誌が送られてきました。


ページをめくっていると、支倉常長役の私の写真があってちょっとびっくり(笑)。昨年の全国田んぼアートサミットにおけるミュージカル「常長の祈り」の記事でした。取り上げて頂きありがとうございます。


それはさておき、この記事の10ページくらい前にあった山形大学教授の山本陽史さんによる「第12回文化大学」のレジュメ記事は、私にとって様々な示唆に富んだ内容で、感銘を受けました。
文中「戦後最大の思想家と評される吉本隆明が米沢高等工業学校(現山形大学工学部)を卒業したことはあまり知られていない」というくだりは、知らなかったのでびっくりしました。
吉本隆明は、戦中、米沢高専の学生として青春時代を過ごしたのだそうです。そして、そこで友人を通じて宮沢賢治の作品、特にその詩に傾倒していったそうなのです。それは、その後の吉本隆明の思想に、大きな影響を及ぼしたと。

米沢と言う風土が吉本隆明の思想や言葉に対する感じ方に影響を及ぼしたという山本先生のお話し、私も生で聞いてみたかったなぁと、興味深く読ませて頂きました。
風土と言えば学生時代に、吉本隆明の本と並行して読んだ、和辻哲郎博士の『風土』と、風土が人間に及ぼす影響に関する考え方が、ちらと頭をよぎりました。

翻って、冒頭の支倉常長、そして米沢で生まれたとされる伊達政宗公ともに、この土地の風土の影響を受けていたに違いなのだろうとも感じました。
さらに、米沢高等工業学校は地元ミュージカルグループ「伝国座」が初めて演じたミュージカル『Faith(フェイス)』のお話しのもとになった場所です。

不思議なエニシを感じながら、ふるさとからの冊子をめくりつつ、米沢という土地、その風土を想っていたのでありました。

制・公益社団法人です。

2015年11月25日水曜日

劇場で交流会

SCSミュージカル研究所では、現在のところ七ヶ浜町と米沢市に梶賀主宰はじめ指導員が定期的に通ってミュージカルの指導にあたっています。
それぞれにNaNa5931(2001年~)、伝国座(2009年~)と、少しづつ歴史のあるグループへと育ちつつあります。

そんな2つのグループが、先日の七ヶ浜ミュージカル「ゴスタン」(下の写真はリハーサルでの一場面)初日公演終了後に、


客席をお借りして小さな交流会を持ちました。


震災後は伝国座のメンバーからNaNa5931へ、いろいろなかたちでのご支援を賜りました。
NaNa5931からは、米沢からバスをチャーターして観劇いただいだ御礼を申し上げました。

伝国座の松田純一代表からは、「今日の舞台では、伊達政宗公がこのあたりの海岸から月を愛でていたというセリフが出てきましたね。政宗公は米沢のお生まれと聞いております。歴史的にもつながりのある土地同志、ミュージカルをつくって上演する団体として、これからもお互いに高めあえるような交流ができればと思っております」というご挨拶をいただきました。

交流会のあとは、敷地内のいろいろなディスプレイや仕掛けも楽しんでいただきました。


伝国座の皆さま、応援ありがとうございます!


2015年10月24日土曜日

外気温は8℃くらいですが

今週は移動の多い一週間でありました。
昨夜は米沢のミュージカル劇団「伝国座(でんこくざ)」のお稽古場に。基本レッスンのメニューをこなすと、梶賀先生に見て頂く形で、今度この稽古場(愛宕コミュニティーセンター)の文化まつりで上演する出し物のお稽古をいたしました。


彼らの稽古に対する真摯な取り組みと、地域への積極的な貢献にはいつも頭がさがります。

流石に米沢は仙台よりも少々寒く、町にはあちらこちらに紅葉がみられました。
普段、私たち指導陣は、伝国座の稽古場に入る前に、シンプルな米沢ラーメン(醤油味)を夜ごはん代わりに頂くことが多いのですが、昨夜は珍しく、みそ味の米沢ラーメンを頂きました。
これが、スタッフ全員納得の味!


外の気温は8℃ぐらいでしょうか。
熱いどんぶりにつかまって、ふーふーとほっぺをふくらませて皆で麺をすすります。
これからますます、ラーメンの美味しい季節ですね。