2013年4月29日月曜日

清掃奉仕

先週の土曜、よねざわ市民ミュージカル伝国座の有志が、神社の清掃活動を行った。
ミュージカルグループが清掃活動というのは唐突な感じであるが、米沢市にある愛宕神社の境内にひっそりとたたずむこの神社、その名も「日本芸能神社」。
 
 
昭和50年代の初めに東京の湯島から米沢に移された神社とのこと。御神体はアメノウズメノミコト。
 
 
米沢出身であるにも関わらず、恥ずかしながら小生、伝国座のあるメンバーに教えて頂くまで、この神社の存在を知らなかった。
 
 
しかし、米沢の地で「伝国座」というグループの立ち上げに関わったひとりとして、彼らが「芸能」と名のつくその神社の清掃活動をするとなれば、駆けつけずにはいられなかった。
当日は朝からあいにくの雨模様であったが、不思議と清掃活動を行った時間帯だけは太陽が顔を覗かせた
清掃が終了したのちに、子供たちは宮司さんから、お礼のお土産を頂き大喜び。
 
本当は花見をしながらお弁当を食べる予定を、雨を避けて近くのコミュニティセンターに移動しての食事に変更。
 
 
子供たちのことお父さんやお母さんたちも、一品持ち寄って駆けつけてくださった。
 
心強い「伝国座サポーター」である。
 
この神社と私たちが今後どんな関わり方をしていけるのかは、今のところ具体的なものはないが、少なくとも今回の清掃活動を契機に、何かしらのご縁が続き、故郷のお役に立てることが出来ればと願っている。
 

2013年4月26日金曜日

合縁奇縁

合縁奇縁」。
本来は男女の関係によく使う言葉であるが、本来の意味を辿れば、通常の人間関係にも当てはめられるような気がする。

今週は、実に多くの方々との出会いがあった。
ざっと思い出しただけでも、200人以上の方に話をしている。
話をしたというだけなら先週は講演会があったので、その数は1500名近くになるけれど、今週お会いした方々はインタラクティブな場面での出会いが多く、大いに自分の考えや感覚を刺激された.
偶然2日続いた東京からのお客さまとの話の中では、初対面にもかかわらず、共通の知人、場所や体験など、共有できるものが次々と出現する楽しい時間を持つことができた。
まさに合縁、そして奇縁の連続であった。

一方、今日は事務所へのお客様もあったけれど、打ち合わせにも出かけた。
写真は、この秋に上演予定のオペレッタ「こうもり」のスタッフ打合せの一コマ。
 

制作スタッフの進行のもとに、クリエイティブスタッフと、テクニカルスタッフが知恵を絞り合いながら、現実的な稽古日程などが組まれて行く。様々な制限のなかで、それぞれの立場の方々が「最高の状態」を目指して突き進む姿は、実に美しい時間。

誰もが、はじめは初対面であったはずだけれど、こうして一つの目標に向かってチームとなって行く姿も、まさに合縁奇縁。そしてその発展形でもある。
今週は、そんなことを強く感じる週であった。

週といえば、世の中は明日からゴールデンウイーク(NHK的表現では大型連休)で、巷は何だか落ち着かない。

しかし、僕は、この期間も、
ただただ自然体で
仕事や日常、
そして大切なひとと向き合う。
今は、そこに幸せを感じている。

2013年4月25日木曜日

方言

「津軽弁で『こんにちは』っていう時に何か特別な言い方ある?」

講義の前に、大学の食堂でM教授がS教授アシスタントのキンちゃんに質問していた。
M教授は、関西生まれだが東京生活が長い。通常の話題では関西弁は出てこない。
一方のキンちゃんは青森生まれの若者。言ってみれば、青森弁がネイティブタンのイケメン。

3人で昼食をとりながら、方言の話題に花が咲いた。

講義を終えて夕方事務所に戻ると、「山形の米沢(置賜)弁を教えて欲しい」という女優さんが、わざわざ東京からお越しになった。何でも東京の劇場で上演されるお芝居での必要性があるとか。

18歳までしか米沢に居なかった私が、方言指導などをして良いものかどうか迷いつつ、考えてみれば近年、米沢に通いながら舞台のお仕事をしている身でもあるし、その米沢市を中心とする置賜のためにもと、出来るだけのお話をさせていただいた。

そんなわけで、
昨日は「方言」の話題で暮れた一日。

東北弁に限らず、方言は、
知れば知るほど深く、暖かく、そして面白い。

2013年4月24日水曜日

SCS新作Musical「ちきゅうのこころ」

来月、5/11(土)・12日(日)、エル・パーク仙台スタジオホールにおいて、オリジナルミュージカル「ちきゅうのこころ」を上演いたします。
今回はSCSマスターコース、プライマリーコース、キッズクラスほか総出演。SCSならではの幅広いジェネレーションの競演をご堪能ください!



SCSミュージカル研究所公演
オリジナルミュージカル
ちきゅうのこころ
- Heart of eartH -
   
【日 時】
2013年5月11日(土) 開演①15:00 ②18:00
       12日(日) 開演③11:00 ③14:00 ⑤17:00 

             (開場は各20分前)

【場 所】
エル・パーク仙台 スタジオホール(仙台三越定禅寺通り館[141ビル]6階)

【チケット】
前売 2,000円 当日 2,300円(全席自由 消費税込み)

【出 演】
 SCSミュージカル研究所ドリームキャスト
(マスターコース、プライマリーコース、キッズクラス ほか)

【おはなし】
宇宙の神さまから、この世でいちばん美しい星をつくるように命令を受けた5人のきょうだい天使がおりました。苦心してなんとか「ちきゅう」という星を誕生させましたが、あらそいごとが絶えません。つくりかたがちがったのでしょうか……。いえいえ、5人は、宇宙の神さまから託された大切なメッセージに気付いていなかったのです。

【スタッフ】    

作・演出・振付: 梶賀千鶴子
音 楽 監 督: ヒロセ純

照  明: 間宮庸介(彩創屋)
音  響: 緒方晴英(コルチバーレ)
制  作: 廣瀬 純(純クリエイション)
主  催: SCSミュージカル研究所
制  作: 純クリエイション (電話022-213-6789)

【お問合せ】
SCSミュージカル研究所事務局/純クリエイション
電話:022-224-7051または022-213-6789
FAX:022-213-7789
e-mail:info@scsmusical.com


2013年4月23日火曜日

30年前…

昨日のブログで、仙台に住んで30年以上…ということを書いた。
30年前って、何をしていたんだろう。

私はまだ大学生をやっていた。
因みに居合わせた事務所スタッフに
「30年前って何してた?」
聞いてみると、
2人は
「まだ生まれていません!」
他は
「幼稚園」
「中学生」…

ふむふむ。

何だか、やはり遠い昔になってしまったんだ、と思う。
私が仙台に住み始めた1980年頃は、まだ新幹線も地下鉄も無かった。

先日、とある場所で見つけたと、
スタッフの一人が僕の机上にある雑誌を持ってきた。
「プレジデント」(1984年1月号)という雑誌。


まさに30年前のもの!

「他の古い本と一緒に廃棄しようと思っていたのですが、中の記事を見てびっくりしました!」と。

なんと、ミュージカル「キャッツ」の日本初演時(1983)の記事が載っているのである。
主に劇団四季代表の浅利慶太氏の人物を特集しているその記事には、浅利氏のとなりに、現SCSミュージカル研究所主宰の梶賀千鶴子の若かりし頃の姿が!


意外に知られていないことであるが、当時梶賀千鶴子は演出補という立場で演出の浅利慶太氏を支えていた。
劇団四季による「キャッツ」日本初演時の重要なスタッフの一人でもあったのだ。

奇しくも今日は劇団四季ミュージカル「キャッツ」仙台公演の初日
「シアター・イン・シアター」という方式、つまり劇場の中にさらに劇場を作ってしまうという大掛かりな仕込を経て準備される今回の作品。ロングランを前提とするこうした大型ミュージカルを東北で見ることができることは貴重なこと。とにかく東北の舞台関係者は一見の価値あり。

この作品で最も気に入っているのは、舞台装置と音楽。
作曲のアンドリュー・ロイド・ウェーバー氏の音楽は「オペラ座の怪人」のもの素晴らしいが、個人的には「キャッツ」での表現のほうが好みである。
舞台装置については、とにかくご覧頂ければご理解いただけるかと。
学生時代、英文学をかじった身としては、TS・エリオットの詩も興味深く、観る度に発見がある。

小生、劇団四季からも、仙台・宮城DC事務局からも、一銭のお金も頂いておりませぬが、立ち上げ時にSCS主宰が関わったこの作品でもあり、引き続き応援していくつもりである。

「キャッツ」公演の詳細は劇団四季HPにて。


2013年4月22日月曜日

仙台・宮城デスティネーションキャンペーン

所用で宮城県庁へ出かけました。
時間調整のために、初めて1Fにあるカフェに立ち寄ると、何やら奥の方に伊達政宗の甲冑らしきものが見えます。

近寄ってみると、なんか雰囲気が違います。
これは紙で出来ている甲冑なのだそうです。

近くの職員の方に「写真を撮ってもよいですか?」と尋ねると
「どうぞどうぞ」との回答。

 
それにしてもよく出来ています。
まるで鉄の質感。かなり近づいても紙だとはわかりません。

一方、その周囲では「仙台・宮城ディスティネーションキャンペーン」の文字が目に付きます。
そう、今月からキャンペーンが始まっています。
観光情報やイベント情報はこちらからアクセスできます。

パンフレットもいろいろと取り揃えてありましたので、頂いてきました。


今晩、じっくり読ませていただこうと思います。

私も仙台に住んで30年以上、すっかり仙台、宮城県になじんでしまいました。
ここは、よいところです。
このキャンペーンを契機に沢山のお客さまがこの地を訪れてくださいますように。

仕事先とはいえ、たまにちょろちょろすると、それなりに発見があるものですね。
人生、ちょっとした余裕が大事ですな。

2013年4月21日日曜日

霙桜

午前中、打合せのため仙台から一関市へ移動する途中、
雪が激しく降ってきました。


長者原PAにて。


せっかく咲いた桜の花に、
雪がかぶさって、
寒そうに、

うなだれていました。

2013年4月20日土曜日

やすみ

昨日、一昨日と、とある企業からご依頼を受けて、この時間(午前9時)には、仙台市内のホテルにてそれぞれ500名と600名の方々講演。震災後の舞台制作を通じて感じてきたこと、特に子供たちのことをお話ししました。
 
両日の夜の時間帯は、それぞれ七ヶ浜町、米沢市と移動しており仙台に居りませんでした。
仙台では桜の花びらがひらひら舞う一方、昨夜の米沢は、雪がチラチラ舞っていました。
そんな具合で、このところ移動が多く、メールや電話のレスポンスが遅れ気味になってしまった方もあり申し訳なく思っております。
 
今日は久しぶりにゆっくりです。
でも会社には出かけます。
もちろん稽古場も通常通りレッスンが行われます。
 
普通の会社員(僕もその昔はサラリーマンでした)なら、土日は仕事から離れてリフレッシュするものなのでしょう。そんな方々や初対面の方から、よく「お休みはあるんですか?」と問われることがあります。
基本的には年中無休です。
休みを作るのはスペシャルな時です。
 
しかし、仕事上あまりストレスを感じることもありません。
 
自分の仕事の休みが無いことを
年中夢休」と書いていた友人が居ました。
オヤジっぽいけど、
ちょっぴり、なるほどな、と思いました。
 
そして、
お仕事があること、
お仕事ができることに、
支えてくれるスタッフに
日々感謝しなくちゃね。
 
 

2013年4月19日金曜日

ねがい

昨夜は七ヶ浜国際村にて、定例のレッスン日。
ミュージカルグループのNaNa5931は、相変わらずの元気な声を響かせ梶賀センセのレッスンを受けています。
一方、パーカッショングループのGroove7には、それぞれ高校生と大学生の体験レッスンが2人。さっそく楽器に触れながら、楽しそうでありました。
 
休憩時間、ロビーに行ってみると、何やら見慣れない展示物が。
 
 
子供たちが育てたというひまわりのタネです。
 
そのタネの入った袋にはそれぞれメッセージが記されていました。
 
 
子どもたちの書いたその文字面を眺めていると、
文章の奥にある、彼らの「ねがい」が伝わってくるようでした。
 
震災から2年1ヶ月。
意に反して被災地と呼ばれるようになったこの土地に住む子供たちの心を想いました。
 
そんなことを考えながら事務室に戻ってみると、今度は職員が子どもに群がっています。
 
 
何事かと聞いてみれば、
ある団員の女の子の手のひらに「トゲ」が刺さったんだそうな。
 
暫くして、無事に若い職員が抜いてくれました。
安心したその子の顔が印象的でした。
 
国際村の職員の皆さんは、子供たちに対していつも「みんなをちゃんと見ているよ」というメッセージを、ごく自然に送ってくれています。
 
 

2013年4月18日木曜日

花びら舞う

「暖かい日中に桜を見られるのは今日が最後となる可能性」というお天気キャスターの言葉につられ、昨日は日中ほんのわずかの時間であったが東北大学の片平キャンパスを散歩した。

天気予報通りに、昨日に比べると、今日はぐんと気温が下がり肌寒い一日となった。昨日の行動は正解であった。

満開といってよい桜が見事。


桜と学校の建物って、なんだか似合うと思うのは、小さな頃の刷り込みのせいか。
一昨日も亘理町のある小学校にお邪魔したときにそんなことを思った。

しかし、花のいのちは短くて、すでに散り始めている桜の木も。
数枚の花びらの舞う中を歩き、
花に近寄ってみると、

微笑みかけてくれているように感じた。


「かわいいね」と言ってあげた。